インターパイオニア（1983年生、母ヒダカチエリー）

インターパイオニア（1983年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマンオブビイジヨン（当時7歳）と交配したヒダカチエリーが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）辻牧場。戦績は、中央平地6戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は1987年の5歳以上400万下。

経歴

デビュー前

柄崎義信厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1986年）

2月23日、デビュー戦は4歳新馬（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は498kg。鞍上は的場均騎手。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸びを見せたが、勝ったコウチテンペストにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

3月8日、4歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のオンワードデュークを半馬身振り切ってトップでゴールへと飛び込んだ。

4月13日、4歳400万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場均騎手。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったセノエタイヨーに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

4歳（1987年）

2月1日、5歳以上400万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は田面木博公騎手。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のキョウワホウドウに1馬身3/4の差をつけてトップでゴールインした。

2月7日、5歳以上400万下の香春岳特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったクニノグレンターをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。

4月26日、5歳以上900万下の大日岳特別（新潟芝1200m 外回り雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。競走中止となった。