エイシンピストン（2018年生、母エイシンウィキ）

エイシンピストン（2018年3月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のエーシンスピーダー（当時9歳）と交配したエイシンウィキが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は栄進牧場。2022年の珊瑚冠賞(地方重賞)で2着に入った他、2022年の二十四万石賞(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

沼澤英知厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2020年）

7月1日、デビュー戦は石川倭騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1100m 曇/重）に出走。馬体重は448kg。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

7月30日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の安平町メロン就農研修生募集賞（門別ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた3戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では出色の末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

8月27日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

9月16日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、2歳（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で松井伸也騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月8日、中2週で迎えた6戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1700m 曇/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るゴールドランチを異次元の末脚でクビ差だけ差し切って未勝利勝ちを決めた。

11月5日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、2歳（門別ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は松井伸也騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

3歳（2021年）

1月3日、中7週で迎えた8戦目は、井上幹太騎手を鞍上に迎えて、3歳（園田ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

1月26日、中2週で迎えた9戦目は、3歳C1（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で井上幹太騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったスティールマドンナに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

2月10日、中1週で迎えた10戦目は、3歳C1一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上幹太騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

3月3日、中2週で迎えた11戦目は、木本直騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（姫路ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では稲妻の如き末脚を繰り出したが、3着に終わった。

3月31日、中3週で迎えた12戦目は、3歳C1一（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は井上幹太騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

4月14日、中1週で迎えた13戦目は、3歳C1（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で井上幹太騎手（4戦0勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るミラクルキャッチを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って2勝目を獲得した。

5月5日、中2週で迎えた14戦目は、3歳B（園田ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で井上幹太騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月26日、中2週で迎えた15戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳A B（園田ダート1700m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のアポロハクジャを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

6月10日、中1週で迎えた16戦目は、3歳地方重賞の兵庫ダービー（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は木本直騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

8月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた17戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

9月16日、中2週で迎えた18戦目は、大和肉鶏特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は下原理騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

10月2日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた19戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた20戦目は、ファーストキッス特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のプラチナムバレットに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月30日、中1週で迎えた21戦目は、浦戸湾特別（高知ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡村卓弥騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた22戦目は、晩秋特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で岡村卓弥騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた23戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2（高知ダート1300m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた24戦目は、TT結婚13周年特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したアイメイドイットにハナ差届かず2着に惜敗した。

12月29日、中1週で迎えた25戦目は、高知城特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るアイメイドイットを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4歳（2022年）

1月12日、中1週で迎えた26戦目は、轟公園特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡村卓弥騎手（6戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメスキータに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

1月25日、中1週で迎えた27戦目は、一般B2（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岡村卓弥騎手（7戦3勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るユピテルルークスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

2月8日、中1週で迎えた28戦目は、室津川特別（高知ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岡村卓弥騎手（8戦4勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったグランシュマンに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

2月15日、連闘で迎えた29戦目は、奈半利川特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で岡村卓弥騎手（9戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメテオスウォームに5馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

2月27日、中1週で迎えた30戦目は、ウマ娘アプリ一年特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で岡村卓弥騎手（10戦5勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブラックマンバに約11馬身の大差をつけて断トツの支持に応えた。

3月16日、中1週で迎えた31戦目は、はりまや盃（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で岡村卓弥騎手（11戦6勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したダノンジャスティスにクビ差届かず2着に惜敗した。

4月17日、中4週で迎えた32戦目は、地方重賞の二十四万石賞（高知ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で岡村卓弥騎手（12戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月14日、中3週で迎えた33戦目は、シュヴァルグラン賞（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で岡村卓弥騎手（13戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた34戦目は、地方重賞の福永洋一記念（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で岡村卓弥騎手（14戦6勝）。10頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

9月20日、約3か月半の休養明けで迎えた35戦目は、地方重賞の珊瑚冠賞（高知ダート1900m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で岡村卓弥騎手（15戦6勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったグランデラムジーに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

11月6日、中6週で迎えた36戦目は、地方重賞の黒潮マイルチャンピオンシップ（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で岡村卓弥騎手（16戦6勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

12月4日、中3週で迎えた37戦目は、ラニ賞（高知ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で岡村卓弥騎手（17戦6勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

12月31日、中3週で迎えた38戦目は、地方重賞の高知県知事賞（高知ダート2400m 晴/重）に出走。鞍上は15戦連続で岡村卓弥騎手（18戦6勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

5歳（2023年）

3月8日、中9週で迎えた39戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、ブリリアントカップトライアル（大井ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で大外15番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず11着に敗れた。

3月31日、中2週で迎えた40戦目は、安藤洋一騎手を鞍上に迎えて、萌黄賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

4月21日、中2週で迎えた41戦目は、エイプリル賞（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤洋一騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

5月10日、中2週で迎えた42戦目は、緑風賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安藤洋一騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではキレのいい末脚を発揮し、5着に入り込んだ。

5月25日、中1週で迎えた43戦目は、一般B1三（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で安藤洋一騎手（3戦0勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず3着に終わった。

7月11日、中6週で迎えた44戦目は、ルビー賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で安藤洋一騎手（4戦0勝）。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

12月8日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた45戦目は、スマイルシティ・品川賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で安藤洋一騎手（5戦0勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったナンセイホワイトに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

12月26日、中2週で迎えた46戦目は、金盃トライアル（大井ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で安藤洋一騎手（6戦0勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

6歳（2024年）

1月24日、中3週で迎えた47戦目は、S2の金盃（大井ダート2600m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で安藤洋一騎手（7戦0勝）。15頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

2月27日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた48戦目は、一般B1三（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で安藤洋一騎手（8戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

4月12日、中5週で迎えた49戦目は、エイプリル賞（大井ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で安藤洋一騎手（9戦0勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したラストストーリーにクビ差届かず2着となった。

4月24日、中1週で迎えた50戦目は、春風賞（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は11戦連続で安藤洋一騎手（10戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したハイエストエンドを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

9月13日、約4か月半の休養明けで迎えた51戦目は、デイリースポーツ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で安藤洋一騎手（11戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、4着に終わった。

10月2日、中2週で迎えた52戦目は、ペガサス賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で安藤洋一騎手（12戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るワセダハーツを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って久々に勝ち星を挙げた。

11月5日、中4週で迎えた53戦目は、ノベンバー賞（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で安藤洋一騎手（13戦1勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のジョンソンテソーロに2馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす