ウエルテンション（1988年生、母カネスズラン）

ウエルテンション（1988年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーアテンシヨン（当時10歳）と交配したカネスズランが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）北斗牧場。戦績は、中央平地1戦0勝2着1回、地方31戦6勝2着5回。1993年の吾妻小富士オープン(オープン)で2着に入る活躍をした。その他にも重賞1勝を挙げた。

経歴

デビュー前

大塚三郎厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1990年）

9月26日、デビュー戦は高橋三郎騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は495kg。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のミステリオスに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月21日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦の白菊特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋三郎騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（1991年）

2月6日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の白梅特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のピナクルボーイに5馬身の差をつけて制した。

2月24日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦の若駒特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のトヨミコトブキに1馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

3月18日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦の雲取賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の黒潮盃（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。12着に敗れた。

5月5日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦の羽田盃（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦2勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。12着に敗れた。

6月6日、中4週で迎えた8戦目は、3歳戦の東京ダービー（大井ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（5戦2勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。最後は、勝ったアポロピンクから2馬身差の2着となった。

9月26日、約3か月半の休み明けで迎えた9戦目は、東京盃（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で石崎隆之騎手（6戦2勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月23日、中3週で迎えた10戦目は、グランドチャンピオン（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で石崎隆之騎手（7戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月18日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦の東京王冠賞（大井ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で石崎隆之騎手（8戦2勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったハシルショウグンから4馬身差の2着となった。

12月3日、中1週で迎えた12戦目は、かちどき賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で石崎隆之騎手（9戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のシローランドに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月29日、中3週で迎えた13戦目は、3歳戦の東京湾カップ（船橋ダート2000m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で石崎隆之騎手（10戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったトーシンイーグルからクビ差の2着に甘んじた。

4歳（1992年）

2月11日、中5週で迎えた14戦目は、川崎記念（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は高橋三郎騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月4日、中2週で迎えた15戦目は、金盃（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（11戦3勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。13着に敗れた。

5月12日、中9週で迎えた16戦目は、隅田川賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（12戦3勝）。15頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。13着に敗れた。

6月18日、中4週で迎えた17戦目は、大井記念（大井ダート2500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（13戦3勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。最後は、勝ったハシルショウグンから5馬身差の2着となった。

7月27日、中5週で迎えた18戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、関東盃（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。12着に敗れた。

9月30日、中8週で迎えた19戦目は、佐々木忠昭騎手を鞍上に迎えて、東京盃（大井ダート1200m 曇/重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月19日、中2週で迎えた20戦目は、グランドチャンピオン（大井ダート2000m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忠昭騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。12着に敗れた。

11月12日、中2週で迎えた21戦目は、東京記念（大井ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木忠昭騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。12着に敗れた。

5歳（1993年）

1月14日、中8週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた22戦目は、久保田信之騎手を鞍上に迎えて、東京シティ盃（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。最後は、2着のハナセールに1馬身半の差をつけて5勝目を挙げた。

1月28日、中1週で迎えた23戦目は、報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で久保田信之騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月1日、中4週で迎えた24戦目は、金盃（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保田信之騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。12着に終わった。

4月9日、中5週で迎えた25戦目は、卯月賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で久保田信之騎手（3戦1勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のアーデルジークに4馬身の差をつけて優勝

6月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた26戦目は、吾妻小富士オープン（福島芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で久保田信之騎手（4戦2勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。端に立ち、リードを5馬身以上キープして、平均的なペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったハヤブサオーカンにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

7月28日、中3週で迎えた27戦目は、関東盃（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で久保田信之騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月27日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた28戦目は、グランドチャンピオン（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で久保田信之騎手（6戦2勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。13着に終わった。

6歳（1994年）

9月27日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた29戦目は、東京盃（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で久保田信之騎手（7戦2勝）。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。14着に敗れた。

10月10日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた30戦目は、かちどき賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で久保田信之騎手（8戦2勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月29日、中6週で迎えた31戦目は、東京記念（大井ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で久保田信之騎手（9戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったガンガディーンからアタマ差の2着に惜敗した。

7歳（1995年）

8月30日、約9か月の休み明けで迎えた32戦目は、田部和広騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のアフター5スター賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。12着に終わった。