エアゴーギャン（1999年生、母スイートモジリアニ）

エアゴーギャン（1999年4月28日）は、日本の競走馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のタイキブリザード（当時8歳）と交配したスイートモジリアニが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）登別上水牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方32戦6勝2着5回。主な勝ち鞍は2004年のグランドオペラ賞(一般C2-2)。

経歴

デビュー前

坂本勝美厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2001年）

10月6日、デビュー戦は菊沢隆徳騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた2戦目は、2歳新馬（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

3歳（2002年）

8月4日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から30kg減らして迎えた3戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた4戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

9月1日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本康志騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。

10月8日、中4週で迎えた6戦目は、秋田大助騎手を鞍上に迎えて、一般D2-4（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月15日、連闘で迎えた7戦目は、一般D2-4（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋田大助騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったホットコールから2馬身半差の2着に敗北した。

10月22日、連闘で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、門別ファンクラブ賞（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋田大助騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のスイートロゼに9馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月30日、連闘で迎えた9戦目は、一般D1-3（門別ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で秋田大助騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のビーエヴァーに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月21日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2-4（門別ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で秋田大助騎手（4戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。最後は、2着のサマニジョージに半馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

4歳（2003年）

4月17日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、一般D2-1（門別ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイドリームから1馬身半差の2着に敗北した。

4月30日、中1週で迎えた12戦目は、一般D2-1（札幌(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のジョンオージに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月7日、連闘で迎えた13戦目は、一般D1-1（札幌(地)ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた14戦目は、美香保特別（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩橋勇二騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月18日、中3週で迎えた15戦目は、むかわ四季の館特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩橋勇二騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったキャニオンハンターからハナ差の2着となった。

7月3日、中1週で迎えた16戦目は、一般D1-1（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩橋勇二騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた17戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、JA帯広かわにし特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月11日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた18戦目は、ヘルクレス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（6戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月25日、中1週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた19戦目は、三石デルフィニウム特別（門別ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（7戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた20戦目は、JA門別町馬舞米特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（8戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた21戦目は、三石ファンクラブ特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岩橋勇二騎手（9戦1勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月30日、連闘で迎えた22戦目は、日高生産連特別（門別ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で岩橋勇二騎手（10戦1勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

5歳（2004年）

5月13日、約6か月半の休養明けで迎えた23戦目は、ひばりが丘特別（札幌(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で岩橋勇二騎手（11戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。12着に敗れた。

6月1日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた24戦目は、一般D1-1（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岩橋勇二騎手（12戦1勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた25戦目は、一般D1-2（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で岩橋勇二騎手（13戦1勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のセイシンコデマリをクビ差制して優勝

6月30日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた26戦目は、Aiba浦河賞（旭川ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で岩橋勇二騎手（14戦2勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた27戦目は、上川生産連特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で岩橋勇二騎手（15戦2勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。

8月24日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた28戦目は、アルデバラン特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は秋田大助騎手（5戦3勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月9日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた29戦目は、利尻富士町商工会青年部特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（16戦2勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったライフミーティアから3馬身差の2着となった。

9月21日、中1週で迎えた30戦目は、サザンクロス特別（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（17戦2勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。最後は、勝ったバンブーボカからクビ差の2着となった。

10月5日、中1週で迎えた31戦目は、新冠レ・コード館特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（18戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月12日、連闘で迎えた32戦目は、三石町軽種馬生産振興会特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岩橋勇二騎手（19戦2勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月19日、連闘で迎えた33戦目は、グランドオペラ賞（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩橋勇二騎手（20戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のベストバラードをアタマ差制して先頭ゴールを果たした。

11月2日、中1週で迎えた34戦目は、門別町商工会特別（門別ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で岩橋勇二騎手（21戦3勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6歳（2005年）

4月26日、約6か月の休み明けで迎えた35戦目は、フサイチソニック賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岩橋勇二騎手（22戦3勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に敗れた。

5月5日、連闘で迎えた36戦目は、こいのぼり特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で岩橋勇二騎手（23戦3勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた37戦目は、八軒特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で岩橋勇二騎手（24戦3勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。