キッショウ（1993年生、母ガストロノミー）
Kissho
1993.02.05
キッショウ（1993年2月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のモガミ（当時17歳）と交配したガストロノミーが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）吉田ファーム。戦績は、中央平地11戦1勝、中央障害2戦0勝、地方37戦7勝2着5回。主な勝ち鞍は1995年の3歳新馬。
経歴
デビュー前
安田隆行厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1995年）
11月26日、デビュー戦は村山明騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。
12月10日、中1週で迎えた2戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（中京ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
12月16日、連闘で迎えた3戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（中京ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。端に立つ形となり、ゆったりとしたペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のメイショウシズカに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
3歳（1996年）
2月4日、中6週で迎えた4戦目は、4歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦1勝）。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。
3月2日、中3週で迎えた5戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神ダート1400m 晴/重）に出走。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。
3月16日、中1週で迎えた6戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の沈丁花賞（中京ダート1700m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に終わった。
3月30日、中1週で迎えた7戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のアザレア賞（阪神芝2000m 雨/不良）に出走。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が鈍り8着に終わった。
4月20日、中2週で迎えた8戦目は、4歳500万下のたちばな賞（京都芝2400m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は石橋守騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい11着に終わった。
5月12日、中2週で迎えた9戦目は、常石勝義騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。
5月25日、中1週で迎えた10戦目は、4歳500万下（中京ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で常石勝義騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が振るわず15着に終わった。
12月14日、約7か月の休養明けで迎えた11戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。
4歳（1997年）
1月18日、中4週で迎えた12戦目は、嘉堂信雄騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。
2月15日、中3週で迎えた13戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で嘉堂信雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。
4月27日、中9週で迎えた14戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、一般B3-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5月13日、中1週で迎えた15戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のケイイクセルに1馬身の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。
5月25日、中1週で迎えた16戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。
6月9日、中1週で迎えた17戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、アルタイル特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月23日、中1週で迎えた18戦目は、一般B2-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は中川雅之騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。
7月7日、中1週で迎えた19戦目は、長嶋和彦騎手を鞍上に迎えて、一般B2-3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のヒカリフレームをアタマ差制して3勝目を手にした。
7月22日、中1週で迎えた20戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長嶋和彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月4日、中1週で迎えた21戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中川雅之騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったビンゴビクトリーから1馬身半差の2着となった。
8月17日、中1週で迎えた22戦目は、一般B2-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。
9月14日、中3週で迎えた23戦目は、一般B2-2（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は長嶋和彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。
9月30日、中1週で迎えた24戦目は、安部竜司騎手を鞍上に迎えて、一般B1-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月10日、中0週で迎えた25戦目は、古性秀之騎手を鞍上に迎えて、一般B1-4（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。
10月26日、中1週で迎えた26戦目は、一般B2-2（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。
11月10日、中1週で迎えた27戦目は、一般B1-4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古性秀之騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のスマイリートムに2馬身半の差をつけて4勝目を挙げた。
11月23日、中1週で迎えた28戦目は、白菊賞（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で古性秀之騎手（3戦1勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。
12月2日、連闘で迎えた29戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で古性秀之騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったクリスタルホルムから1馬身差の2着となった。
12月13日、中1週で迎えた30戦目は、エッグ杯（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は安部竜司騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。
12月27日、中1週で迎えた31戦目は、一般B2-2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は古性秀之騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のアラシコールに3/4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
5歳（1998年）
1月8日、中1週で迎えた32戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 雪/不良）に出走。鞍上は長嶋和彦騎手（3戦1勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。
4月12日、約3か月の休み明けで迎えた33戦目は、一般B1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は古性秀之騎手（6戦2勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したディーゲバルトを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。
4月26日、中1週で迎えた34戦目は、一般B1（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるヒノデソシアルを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。
5月10日、中1週で迎えた35戦目は、一般B1（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で古性秀之騎手（8戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヤマフヒーローに1馬身の差をつけて制した。
6月8日、中3週で迎えた36戦目は、渡辺壮騎手を鞍上に迎えて、レグルス特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。
6月22日、中1週で迎えた37戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず3着に敗れた。
7月5日、中1週で迎えた38戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、一般B1（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るシンコウキングダムを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて7勝目をゲットした。
7月19日、中1週で迎えた39戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は古性秀之騎手（9戦3勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。
8月17日、中3週で迎えた40戦目は、井上純一騎手を鞍上に迎えて、レグルス特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。
8月31日、中1週で迎えた41戦目は、一般B1（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は古性秀之騎手（10戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
9月15日、中1週で迎えた42戦目は、一般B1（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（11戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく4着に敗れた。
11月9日、中7週で迎えた43戦目は、一般B1（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は安部竜司騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
11月23日、中1週で迎えた44戦目は、一般B1（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。
12月7日、中1週で迎えた45戦目は、一般B1（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は古性秀之騎手（12戦3勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。
12月21日、中1週で迎えた46戦目は、一般B1（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（13戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るディーゲバルトを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って8勝目を獲得した。
6歳（1999年）
1月5日、中1週で迎えた47戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は安部竜司騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。
4月12日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた48戦目は、一般B1（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は古性秀之騎手（14戦4勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
4月27日、中1週で迎えた49戦目は、一般B1（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（15戦4勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。
5月10日、中1週で迎えた50戦目は、一般B1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古性秀之騎手（16戦4勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したメルキオールを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。