ローヨネ（2002年生、母ローランペイジー）
Lo Yone
2002.04.07
ローヨネ（2002年4月7日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のトーヨーリファール（当時12歳）と交配したローランペイジーが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）須甲牧場。戦績は、地方53戦8勝2着5回。主な勝ち鞍は2007年のしらゆり賞(一般B1)。
経歴
デビュー前
坂本昇厩舎（船橋）へ入厩。
3歳（2005年）
1月4日、デビュー戦は山田信大騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は471kg。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でなんとか走り抜いたが、フシミアイドルに交わされて9馬身差の2着に敗北した。
2月21日、中6週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、フミノルピナスに交わされて3馬身差の2着に敗北した。
3月15日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1400m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓出した伸び脚を見せたが、ユメムゲンに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。
4月25日、中5週で迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1400m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり6着に敗れた。
5月31日、中4週で迎えた5戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立ち、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。
6月22日、中2週で迎えた6戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1400m 内回り 雨/不良）に出走。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天授の敢闘精神でゴールまで頑張り、4着を確保した。
12月12日、約6か月の休み明けで迎えた7戦目は、高橋利幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず11着に終わった。
4歳（2006年）
1月12日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた8戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋利幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて11着に敗れた。
3月4日、中6週で迎えた9戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、3・4歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のゲンキハツラツに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。
3月18日、中1週で迎えた10戦目は、3・4歳（福山ダート1250m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。
4月22日、中4週で迎えた11戦目は、沈丁花特別（福山ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で嬉勝則騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のタイキエルドールに半馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。
5月3日、中1週で迎えた12戦目は、ぼたん特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で嬉勝則騎手（3戦2勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月20日、中1週で迎えた13戦目は、ローズカップ（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で嬉勝則騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のカンタベリーハヤテに2馬身半の差をつけて3勝目を挙げた。
6月4日、中1週で迎えた14戦目は、しゃくなげ特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で嬉勝則騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のユキノシチーに3馬身の差をつけて優勝
6月18日、中1週で迎えた15戦目は、地方競馬めぐり七人の侍特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で嬉勝則騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。
7月2日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた16戦目は、グラジオラス特別（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で嬉勝則騎手（7戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に沈んだ。
9月24日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から11kg戻して迎えた17戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、スプリントカップ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。10着に敗れた。
10月9日、中1週で迎えた18戦目は、萩特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。
11月5日、中3週で迎えた19戦目は、紫式部特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺博文騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。
11月19日、中1週で迎えた20戦目は、牝馬限定戦の山陽新聞販売賞（福山ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺博文騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のトミケンオペラに4馬身の差をつけて5勝目を挙げた。
12月23日、中4週で迎えた21戦目は、ポインセチア特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺博文騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5歳（2007年）
1月7日、中1週で迎えた22戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、千両特別（福山ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のユキノシチーに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。
1月20日、中1週で迎えた23戦目は、広島県馬主会会長賞（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（8戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のプロフィッターに2馬身の差をつけて7勝目を手中に収めた。
2月24日、中4週で迎えた24戦目は、日本トーター賞（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（9戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。
3月17日、中2週で迎えた25戦目は、久松城賞（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。
4月14日、中3週で迎えた26戦目は、おぼろ月特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に沈んだ。
5月4日、中2週で迎えた27戦目は、つつじ特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺博文騎手（7戦1勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。
6月9日、中4週で迎えた28戦目は、ラベンダー特別（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺博文騎手（8戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月30日、中2週で迎えた29戦目は、くちなし特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺博文騎手（9戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。
7月16日、中1週で迎えた30戦目は、しらゆり賞（福山ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺博文騎手（10戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のオールオブザクインに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする
8月12日、中3週で迎えた31戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、全国公営競馬主催者協議会会長賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。
9月23日、中5週で迎えた32戦目は、熊ヶ峰賞（福山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（10戦5勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。
10月20日、中3週で迎えた33戦目は、岡崎準騎手を鞍上に迎えて、おみなえし特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。
11月4日、中1週で迎えた34戦目は、カトレア特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡崎準騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。
11月25日、中2週で迎えた35戦目は、かえで特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（11戦5勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月23日、中3週で迎えた36戦目は、芦田川賞（福山ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（12戦5勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。
6歳（2008年）
1月4日、中1週で迎えた37戦目は、万両特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で嬉勝則騎手（13戦5勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったジトゥルーからクビ差の2着となった。
1月14日、中0週で迎えた38戦目は、ガーネット特別（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で嬉勝則騎手（14戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。
2月3日、中2週で迎えた39戦目は、節分草特別（福山ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（11戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。4着に沈んだ。
2月23日、中2週で迎えた40戦目は、つくし特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（15戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったロードオブファイアから1馬身差の2着に敗北した。
3月23日、中3週で迎えた41戦目は、杏特別（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（12戦2勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月19日、中3週で迎えた42戦目は、沈丁花特別（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（13戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5月4日、中1週で迎えた43戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、ライラック特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。9着に敗れた。
5月24日、中2週で迎えた44戦目は、山法師特別（福山ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（14戦2勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。
6月7日、中1週で迎えた45戦目は、はまなす特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（16戦5勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。
6月21日、中1週で迎えた46戦目は、くちなし特別（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（15戦2勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
7月6日、中1週で迎えた47戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、ジャパンネット銀行特別（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。
9月11日、中9週で迎えた48戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、あいべつきのこの里フェスティバル特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。11着に終わった。
9月23日、中1週で迎えた49戦目は、スリリングサンデー賞（旭川ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。12着に終わった。
10月8日、中1週で迎えた50戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、さまに地場産フェア特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。12着に終わった。
10月21日、中1週で迎えた51戦目は、アドマイヤボス賞（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は勢いを失って11着に終わった。
11月4日、中1週で迎えた52戦目は、ホクレンえん麦特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に終わった。
11月18日、中1週で迎えた53戦目は、川島雅人騎手を鞍上に迎えて、鵡川カネダイ大野ししゃも特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。