サフィニア（1995年生、母ゾウゲブネメガミ）
Safinia
1995.03.27
サフィニア（1995年3月27日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時5歳）と交配したゾウゲブネメガミが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）高瀬牧場。戦績は、中央平地12戦0勝2着1回、地方38戦14勝2着8回。主な勝ち鞍は2000年の奥久慈しゃも特別(一般B2以下)。
経歴
デビュー前
相川勝敏厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1998年）
3月2日、デビュー戦は坂井千明騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。馬体重は490kg。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、抜け出したホットスプリングを差し切れず、3馬身差の2着に敗北した。
3月22日、中2週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。
4月11日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井千明騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。
5月9日、中3週で迎えた4戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。
5月30日、中2週で迎えた5戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。
6月13日、中1週で迎えた6戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（東京芝1600m 雨/重）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。
7月4日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。
8月2日、中3週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた8戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り 雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。
8月29日、中3週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（新潟芝2200m 外回り 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。
9月15日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の’98ベストステッキ特別（7）（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
10月10日、中3週で馬体重を前走から19kg絞って迎えた11戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。
11月21日、中5週で迎えた12戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。
4歳（1999年）
1月26日、中8週で迎えた13戦目は、’99フレンドリースパー特別（2）（船橋ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。
2月20日、中3週で迎えた14戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。
4月13日、中6週で馬体重を前走から25kg増やして迎えた15戦目は、宮﨑謙一騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のベルデンに7馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。
8月18日、約4か月の休養明けで馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた16戦目は、一般B3ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮﨑謙一騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったカツマレンショーから半馬身差の2着に敗北した。
9月7日、中2週で迎えた17戦目は、一般B3ロ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮﨑謙一騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったセントジョーカーから1馬身差の2着に敗北した。
9月15日、連闘で迎えた18戦目は、一般C1イ（上山ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で宮﨑謙一騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のセイウンハヤブサに2馬身の差をつけて2勝目を奪取した。
10月3日、中2週で迎えた19戦目は、一般B3イ（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮﨑謙一騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のマザーボイスに6馬身の差をつけて3勝目をマークした。
10月19日、中1週で迎えた20戦目は、一般B3ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮﨑謙一騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月3日、中1週で迎えた21戦目は、蔵王賞（上山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で宮﨑謙一騎手（6戦3勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月14日、中1週で迎えた22戦目は、一般B3イ（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で宮﨑謙一騎手（7戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。
12月12日、中3週で迎えた23戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で宮﨑謙一騎手（8戦3勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5歳（2000年）
4月23日、約4か月半の休み明けで迎えた24戦目は、一般B2ロ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で宮﨑謙一騎手（9戦3勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。
5月4日、中1週で迎えた25戦目は、一般B3イ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で宮﨑謙一騎手（10戦3勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月21日、中1週で迎えた26戦目は、一般B2ロ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で宮﨑謙一騎手（11戦3勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
6月6日、中1週で迎えた27戦目は、一般B（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で宮﨑謙一騎手（12戦3勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。
6月18日、中1週で迎えた28戦目は、一般B2ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で宮﨑謙一騎手（13戦3勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。
7月4日、中1週で迎えた29戦目は、一般B3ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で宮﨑謙一騎手（14戦3勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のマザーボイスに1馬身の差をつけて4勝目を手中に収めた。
8月8日、中4週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた30戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ C2イ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のキリーチャンドルに5馬身の差をつけて5勝目を奪取した。
8月20日、中1週で迎えた31戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアヘッドスキーから3/4馬身差の2着に敗北した。
9月4日、中1週で迎えた32戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和博騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のアヘッドスキーに半馬身の差をつけて6勝目を挙げた。
9月16日、中1週で迎えた33戦目は、三上智也騎手を鞍上に迎えて、あざみ特別（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のヒコマボスに2馬身の差をつけて7勝目を収める
10月6日、中2週で迎えた34戦目は、キンレンカ特別（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和博騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のアヘッドスキーをクビ差制して優勝
11月3日、中3週で迎えた35戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、トパーズ特別（宇都宮ダート1900m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったイーシーキングから2馬身差の2着となった。
11月18日、中1週で迎えた36戦目は、奥久慈しゃも特別（宇都宮ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は加藤和博騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のベストコマンドをハナ差制して9勝目を手に入れた。
12月12日、中2週で迎えた37戦目は、石尊山特別（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（5戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のダービーカーニバルに4馬身の差をつけて10勝目を達成した。
6歳（2001年）
1月7日、中3週で迎えた38戦目は、七草特別（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和博騎手（6戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のタカオキングをアタマ差制して勝利数を11に伸ばす
2月11日、中4週で迎えた39戦目は、アメジスト特別（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和博騎手（7戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったエンドオブエッジから半馬身差の2着に敗北した。
3月19日、中4週で迎えた40戦目は、メイプル特別（足利ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和博騎手（8戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったサファリテュラムから半馬身差の2着に敗北した。
4月9日、中2週で迎えた41戦目は、春風特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和博騎手（9戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5月6日、中3週で迎えた42戦目は、新緑特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で加藤和博騎手（10戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったクレバーウインから1馬身差の2着に敗北した。
5月25日、中2週で迎えた43戦目は、エメラルド特別（宇都宮ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で加藤和博騎手（11戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったサカノブルショワから3/4馬身差の2着に敗北した。
6月10日、中1週で迎えた44戦目は、くちなし特別（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で加藤和博騎手（12戦6勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。6着に敗れた。
6月24日、中1週で迎えた45戦目は、ヤマユリ特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で加藤和博騎手（13戦6勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。
8月24日、中8週で迎えた46戦目は、烏川特別（足利ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で加藤和博騎手（14戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のカンノンシルバーに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。
9月16日、中2週で迎えた47戦目は、ふじばかま特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で加藤和博騎手（15戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月9日、中2週で迎えた48戦目は、マリーゴールド特別（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は三上智也騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のフジミバッキンガムに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。
7歳（2002年）
3月2日、約5か月の休養明けで迎えた49戦目は、アンタレス特別（足利ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で三上智也騎手（2戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のサホロランランに2馬身半の差をつけて休養明け初戦を物にした。
4月7日、中4週で迎えた50戦目は、春風特別（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は加藤和博騎手（16戦7勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。