シュネルクィーン（2020年生、母ビービーリアン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、高山博から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、高山博から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、山﨑STABLEによって374万円で落札された。2歳のとき、山﨑STABLEから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、生部初男によって484万円で落札された。

永島太郎厩舎（兵庫）へ入厩。

2歳（2022年）

8月10日、デビュー戦は廣瀬航騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は433kg。5頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスターキーを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

9月9日、中3週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた2戦目は、2歳（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

3歳（2023年）

2月15日、約5か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳C2（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で廣瀬航騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエムオーベリーに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月9日、中2週で迎えた4戦目は、3歳C1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で廣瀬航騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させて、最後は2着のエイシンペペロミアを半馬身振り切って2勝目を手に入れた。

3月29日、中2週で迎えた5戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳B（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では異次元の末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のクールビッグスターに6馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月13日、中1週で迎えた6戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳A（園田ダート1870m 晴/稍重）に出走。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

8月4日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、ジャスミン賞（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は廣瀬航騎手（4戦2勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、勝ったフクノユリディズに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

8月25日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（5戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のハルヒコをクビ差振り切って4勝目を奪取した。

9月13日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上B2二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で廣瀬航騎手（6戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に前との差を詰めて、最後は2着のウンエンリヒカイをアタマ差振り切って勝利をモノにする

4歳（2024年）

1月10日、約4か月の休み明けで迎えた10戦目は、4歳以上C1（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で廣瀬航騎手（7戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したブランディーにアタマ差届かず2着に甘んじた。

1月30日、中2週で迎えた11戦目は、鳥取食パラダイス畜産物特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で廣瀬航騎手（8戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るウーニャを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

2月14日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上B2（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で廣瀬航騎手（9戦5勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るアグネスシュウを異次元の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

3月5日、中2週で迎えた13戦目は、奈良県酪農特別（姫路ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で廣瀬航騎手（10戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るキングダイヤモンドを自慢の末脚で交わし去り、最後は3馬身半の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

3月28日、中2週で迎えた14戦目は、吉村誠之助騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1（園田ダート1400m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、伸びてきたホテルカリホルニア決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

4月9日、中1週で迎えた15戦目は、陽春特別（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は廣瀬航騎手（11戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のゼンダンリュウを3/4馬身振り切って単勝一倍台の評価に応えた。

7月25日、約3か月半の休み明けで迎えた16戦目は、丹波篠山牛特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（12戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた17戦目は、葉月特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で廣瀬航騎手（13戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るシフノスをクビ差だけ差し切って人気に違わぬ実力を証明した。

9月5日、中3週で迎えた18戦目は、コスモス賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で廣瀬航騎手（14戦9勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で廣瀬航騎手（15戦9勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のアイヤナに3馬身の差をつけて制した。

5歳（2025年）

1月23日、約4か月の休養明けで迎えた20戦目は、4歳以上B2一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で廣瀬航騎手（16戦10勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のスズヴァレットに3馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

2月12日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上B1（姫路ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で廣瀬航騎手（17戦11勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

3月4日、中2週で迎えた22戦目は、和歌山県養蜂協会特別（姫路ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で廣瀬航騎手（18戦11勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のコスモピオニールに1馬身半の差をつけて勝利数を13に伸ばす