トワイライトライフ（2014年生、母ラプターセイハート）

トワイライトライフ（2014年4月28日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「ユリの一種」。毛色は鹿毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時15歳）と交配したラプターセイハートが7歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地15戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2019年の周防灘特別(1000万下)。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額1,200万円（30万×40口）で一口馬主が募集された。

黒岩陽一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

7月2日、デビュー戦は石川裕紀人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島ダート1150m 曇/稍重）に出走。馬体重は446kg。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、5着に終わった。

9月24日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のハットラブをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

10月29日、中4週で迎えた3戦目は、牝馬限定2歳G3のアルテミスステークス（東京芝1600m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦1勝）。18頭立ての17番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は減速してしまい17着に終わった。

3歳（2017年）

1月15日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、3歳500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は石川裕紀人騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

5月28日、約4か月半の休養明けで迎えた5戦目は、3歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川裕紀人騎手（2戦0勝）。18頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい16着に終わった。

8月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1000m 曇/良）に49kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。最後は、勝ったプリティマックスから半馬身差の2着に敗北した。

9月3日、中2週で迎えた7戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の雷光特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月4日、中8週で迎えた8戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

11月18日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初也騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

4歳（2018年）

2月13日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初也騎手（2戦0勝）。18頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、6着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木幡初也騎手（3戦0勝）。18頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のリナーテをハナ差振り切って久々に白星を挙げた。

6月23日、約4か月の休養明けで迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で木幡初也騎手（4戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、伸びてきたサラデコラシオン決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

7月7日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（函館芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で木幡初也騎手（5戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月13日、約3か月半の休み明けで迎えた14戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で木幡初也騎手（6戦1勝）。18頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた15戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一歩一歩着実に差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のメジェールスーをハナ差振り切って3勝目を手にした。

5歳（2019年）

2月10日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の帆柱山特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

2月23日、中1週で迎えた17戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の周防灘特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。17頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線に入ると、前で粘るボーンスキルフルを上がり3位タイの末脚でアタマ差だけ差し切って4勝目を手中に収めた。

6月29日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、3歳以上3勝クラスのテレビユー福島賞（福島芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は津村明秀騎手（1戦1勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打ち、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

9月28日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から6kg戻して迎えた19戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの道頓堀ステークス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

12月1日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの南総ステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

2019年12月4日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。