ネイティヴハート（1998年生、母ポトマツクチエリー）

ネイティヴハート（1998年4月3日）は、日本の競走馬、種牡馬。2006年にNARグランプリ最優秀短距離馬を受賞した。毛色は鹿毛。種牡馬のスターオブコジーン（当時10歳）と交配したポトマツクチエリーが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）明和牧場。戦績は、中央平地40戦4勝2着5回、地方12戦3勝2着1回。2000年の朝日杯3歳ステークス(G1)で3着に入った他、2001年のニュージーランドトロフィー(G2)で2着に入る活躍をした。その他にも重賞1勝を挙げた。

経歴

デビュー前

当歳のとき、明和牧場から「北海道7月当歳市場サラブレッド当歳」と「北海道10月市場サラブレッド当歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。1歳のとき、明和牧場から「北海道7月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場され、池田草龍によって1,302万円で落札された。

千葉博厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2000年）

6月19日、デビュー戦は菅原勲騎手を鞍上に据えて、3歳（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は467kg。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のダイヤモンドキセキに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月22日、中4週で迎えた2戦目は、2歳戦の若鮎賞（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のセイントリーフに3馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

8月20日、中3週で迎えた3戦目は、2歳地方重賞の東北ジュニアグランプリ（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアローゼファーに6馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

10月8日、中6週で迎えた4戦目は、2歳オープンのアイビーステークス（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のホットロッダーに2馬身半の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

11月11日、中4週で迎えた5戦目は、2歳G2の京王杯3歳ステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で菅原勲騎手（4戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したテイエムサウスポーに半馬身届かず2着に敗北した。

12月10日、中3週で迎えた6戦目は、2歳G1の朝日杯3歳ステークス（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で菅原勲騎手（5戦4勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3歳（2001年）

4月7日、約4か月の休み明けで迎えた7戦目は、3歳G2のニュージーランドトロフィー（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で菅原勲騎手（6戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したキタサンチャンネルにクビ差届かず2着に甘んじた。

5月6日、中3週で迎えた8戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳G1のNHKマイルカップ（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら10番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出したが、4着に終わった。

7月1日、中7週で迎えた9戦目は、3歳G3のラジオたんぱ賞（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

8月5日、中4週で迎えた10戦目は、G3の関屋記念（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

9月24日、中6週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた11戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳G1のダービーグランプリ（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚にキレが無く12着に敗れた。

10月20日、中3週で迎えた12戦目は、G3の富士ステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入った。

11月11日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のOROカップ（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、伸びてきたオークファイヤー決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

4歳（2002年）

3月2日、約3か月半の休み明けで迎えた14戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、オーシャンステークス（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では電光石火の末脚を発揮したが、5着に終わった。

4月10日、中5週で迎えた15戦目は、地方重賞のマイルグランプリ（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。

5月12日、中4週で迎えた16戦目は、G2の京王杯スプリングカップ（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。18頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始12番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

6月8日、中3週で迎えた17戦目は、テレビ愛知オープン（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて前にいた9頭を次々と抜き去り、最後は2着のサイキョウサンデーに2馬身の差をつけて久々に白星を挙げた。

7月14日、中4週で迎えた18戦目は、NSTオープン（新潟芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦1勝）。18頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではキレのいい末脚を披露したが、5着に終わった。

9月8日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた19戦目は、G3のセントウルステークス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。

10月26日、中6週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた20戦目は、G2のスワンステークス（京都芝1400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で石崎隆之騎手（6戦1勝）。18頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では切れ味光る末脚を発揮し、3着に入った。

5歳（2003年）

3月8日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から6kg絞って迎えた21戦目は、オーシャンステークス（中山芝1200m 外回り晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で石崎隆之騎手（7戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では渾身の力で末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のニホンピロハーレーを3/4馬身振り切って休養明けの一戦を物にした。

3月30日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた22戦目は、G1の高松宮記念（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で石崎隆之騎手（8戦2勝）。18頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

5月18日、中6週で迎えた23戦目は、G2の京王杯スプリングカップ（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で石崎隆之騎手（9戦2勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

7月20日、中8週で迎えた24戦目は、NSTオープン（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で石崎隆之騎手（10戦2勝）。18頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、抜け出したロイヤルキャンサーを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

9月14日、中7週で迎えた25戦目は、G3のセントウルステークス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で石崎隆之騎手（11戦2勝）。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

11月1日、中6週で迎えた26戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、G2のスワンステークス（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

6歳（2004年）

3月6日、約4か月の休み明けで迎えた27戦目は、オーシャンステークス（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

5月16日、中9週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた28戦目は、G2の京王杯スプリングカップ（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（5戦0勝）。18頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

6月17日、中4週で迎えた29戦目は、G3の北海道スプリントカップ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（12戦2勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月18日、中3週で迎えた30戦目は、NSTオープン（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（13戦2勝）。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したマイネルソロモンにクビ差届かず2着となった。

8月22日、中4週で迎えた31戦目は、G3のアイビスサマーダッシュ（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（14戦2勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。3着に入った。

9月29日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた32戦目は、G2の東京盃（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（15戦2勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

10月30日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた33戦目は、G2のスワンステークス（京都芝1400m 外回り雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（16戦2勝）。18頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

7歳（2005年）

3月5日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた34戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、オーシャンステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

4月16日、中5週で馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた35戦目は、G2のマイラーズカップ（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい16着に終わった。

5月21日、中4週で迎えた36戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、テレビ愛知オープン（中京芝1200m 晴/良）に出走。17頭立ての8番人気で16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚勢が悪くなり17着に敗れた。

7月17日、中7週で迎えた37戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、NSTオープン（新潟芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく8着に終わった。

8月21日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた38戦目は、G3のアイビスサマーダッシュ（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月29日、中9週で迎えた39戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、G2のスワンステークス（京都芝1400m 外回り曇/重）に出走。18頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。直線では脚が上がってしまい16着に終わった。

8歳（2006年）

3月4日、約4か月の休み明けで迎えた40戦目は、G3のオーシャンステークス（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて前にいた10頭をごぼう抜きし、最後は2着のコパノフウジンに1馬身の差をつけて念願の重賞初制覇を果たした。

3月26日、中2週で迎えた41戦目は、G1の高松宮記念（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。18頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、5着に入り込んだ。

5月13日、中6週で迎えた42戦目は、G2の京王杯スプリングカップ（東京芝1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（3戦1勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

8月20日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた43戦目は、NSTオープン（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、抜け出したシンボリエスケープにアタマ差届かず2着に惜敗した。

9月10日、中2週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた44戦目は、G2のセントウルステークス（中京芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（5戦1勝）。18頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月28日、中6週で迎えた45戦目は、G2のスワンステークス（京都芝1400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で内田博幸騎手（6戦1勝）。18頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず14着に敗れた。

9歳（2007年）

3月3日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた46戦目は、G3のオーシャンステークス（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で内田博幸騎手（7戦1勝）。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に敗れた。

5月12日、中9週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた47戦目は、G2の京王杯スプリングカップ（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で内田博幸騎手（8戦1勝）。18頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れる脚を使えず15着に終わった。

6月12日、中3週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた48戦目は、Jpn3の北海道スプリントカップ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で内田博幸騎手（9戦1勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月3日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から22kg戻して迎えた49戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、Jpn2の東京盃（大井ダート1200m 曇/重）に出走。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

10月27日、中2週で馬体重を前走から22kg絞って迎えた50戦目は、G2のスワンステークス（京都芝1400m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（10戦1勝）。18頭立ての17番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

11月30日、中4週で馬体重を前走から17kg戻して迎えた51戦目は、S3のアフター5スター賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が衰えて14着に終わった。

12月26日、中3週で迎えた52戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、S3のテレビ埼玉杯（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。