アナザートゥルース（2014年生、母キョウエイトルース）

アナザートゥルース（2014年3月20日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「もう1つの真実。父名の一部+母と兄サウンドトゥルーより連想」。毛色は栗毛。種牡馬のアイルハヴアナザー（当時5歳）と交配したキョウエイトルースが18歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタツド。2021年のチャンピオンズカップ(G1)で3着に入った他、2021年の東海ステークス(G2)で2着に入る活躍をした。その他にも重賞2勝を挙げた。

経歴

デビュー前

ノルマンディーオーナーズクラブにて総額2,880万円（7.2万×400口）で一口馬主が募集された。

高木登厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2017年）

3月5日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のサンラファエルをクビ差振り切って初白星を挙げた。

3月25日、中2週で迎えた2戦目は、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のサノサマーに2馬身の差をつけて2勝目を収める

5月14日、中6週で迎えた3戦目は、3歳オープンの青竜ステークス（東京ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で大野拓弥騎手（2戦2勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

12月10日、約7か月の休み明けで迎えた4戦目は、3歳以上1000万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大野拓弥騎手（3戦2勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。

4歳（2018年）

3月18日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、4歳以上1000万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大野拓弥騎手（4戦2勝）。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では不屈の闘志で渋太く粘り込んで先頭に立ち、最後は2着のテイエムコンドルをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

4月14日、中3週で迎えた6戦目は、4歳以上1600万下の下総ステークス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で大野拓弥騎手（5戦3勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったヨシオに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

5月5日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上1600万下の立夏ステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で大野拓弥騎手（6戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったマジカルスペルに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

8月11日、約3か月半の休養明けで迎えた8戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の麒麟山特別（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたチュウワウィザード決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

9月8日、中3週で迎えた9戦目は、3歳以上1000万下の鋸山特別（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（7戦3勝）。15頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、デザートスネークにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

9月22日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上1000万下の茨城新聞杯（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（8戦3勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のショームに1馬身1/4の差をつけて勝利を手に入れた。

12月1日、中9週で迎えた11戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下の北総ステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大野拓弥騎手（9戦4勝）。15頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

5歳（2019年）

1月5日、中4週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の招福ステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大野拓弥騎手（10戦4勝）。15頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はディキディキと並んで2着同着となった。

1月20日、中1週で迎えた13戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下のアレキサンドライトステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のバイタルフォースをクビ差振り切って断トツ人気に応えた。

3月14日、中7週で迎えた14戦目は、Jpn3の名古屋大賞典（名古屋ダート1900m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は大野拓弥騎手（11戦4勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では強靭な末脚を披露し、3着に入った。

4月14日、中3週で迎えた15戦目は、G3のアンタレスステークス（阪神ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（12戦4勝）。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のグリムを半馬身振り切って重賞初制覇を遂げる

5月18日、中4週で迎えた16戦目は、G3の平安ステークス（京都ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大野拓弥騎手（13戦5勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

11月3日、約5か月半の休み明けで迎えた17戦目は、G3のみやこステークス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大野拓弥騎手（14戦5勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

11月28日、中3週で迎えた18戦目は、Jpn2の浦和記念（浦和ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で大野拓弥騎手（15戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったケイティブレイブに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

12月19日、中2週で迎えた19戦目は、Jpn2の名古屋グランプリ（名古屋ダート2500m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で大野拓弥騎手（16戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。

6歳（2020年）

1月29日、中5週で迎えた20戦目は、Jpn1の川崎記念（川崎ダート2100m 晴/不良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は7戦連続で大野拓弥騎手（17戦5勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

3月11日、中5週で迎えた21戦目は、Jpn2のダイオライト記念（船橋ダート2400m 晴/重）に出走。鞍上はC.ルメール騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。端をきる形となり、極端なスローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のウェスタールンドに2馬身の差をつけて重賞2勝目をマークした。

4月19日、中5週で迎えた22戦目は、G3のアンタレスステークス（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（18戦5勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったウェスタールンドにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。

8月9日、約3か月半の休み明けで迎えた23戦目は、G3のエルムステークス（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（19戦5勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入った。

9月30日、中6週で迎えた24戦目は、Jpn2の日本テレビ盃（船橋ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上はC.ルメール騎手（2戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。

12月6日、中9週で迎えた25戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、G1のチャンピオンズカップ（中京ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に終わった。

7歳（2021年）

1月24日、中6週で迎えた26戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、G2の東海テレビ杯東海ステークス（中京ダート1800m 雨/不良）に出走。15頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したオーヴェルニュを捕まえ切れず、1馬身3/4差の2着となった。

3月17日、中6週で迎えた27戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、Jpn2のダイオライト記念（船橋ダート2400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

4月18日、中4週で迎えた28戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、G3のアンタレスステークス（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではいい脚を見せられず16着に敗れた。

10月2日、約5か月半の休み明けで迎えた29戦目は、ハンデG3のシリウスステークス（中京ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に敗れた。

11月7日、中4週で迎えた30戦目は、G3のみやこステークス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着を確保した。

12月5日、中3週で迎えた31戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、G1のチャンピオンズカップ（中京ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

12月29日、中2週で迎えた32戦目は、G1の東京大賞典（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（3戦0勝）。15頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。

8歳（2022年）

3月10日、中9週で迎えた33戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、Jpn3の名古屋大賞典（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

3月27日、中1週で迎えた34戦目は、ハンデG3のマーチステークス（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。

4月17日、中2週で迎えた35戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、G3のアンタレスステークス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり16着に終わった。

9歳（2023年）

1月17日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた36戦目は、チバテレ盃（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、ギガキングに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

2月8日、中2週で迎えた37戦目は、S3の報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮戦したが、ギガキングに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

3月15日、中4週で迎えた38戦目は、Jpn2のダイオライト記念（船橋ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。

5月24日、中9週で迎えた39戦目は、S1の大井記念（大井ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（4戦0勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

6月21日、中3週で迎えた40戦目は、短夜賞（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。

8月30日、中9週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた41戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、エピファネイア・プレミアム（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のキタノインディに5馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

9月13日、中1週で迎えた42戦目は、レイデオロ・プレミアム（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るクーファアチャラを次元の違う末脚で交わし去り、最後は8馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

10月12日、中3週で迎えた43戦目は、オルフェーヴル・プレミアム（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のホッコーライデンに8馬身の差をつけて断然人気に応えた。

11月9日、中3週で迎えた44戦目は、道営記念（門別ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったシルトプレに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

12月21日、中5週で迎えた45戦目は、Jpn2の名古屋グランプリ（名古屋ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で服部茂史騎手（4戦3勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

10歳（2024年）

3月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた46戦目は、Jpn2のダイオライト記念（船橋ダート2400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で服部茂史騎手（5戦3勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

4月9日、中4週で迎えた47戦目は、東海桜花賞（名古屋ダート2100m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で服部茂史騎手（6戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のブリーザフレスカに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月31日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた48戦目は、ホクレン玉ねぎ「真白」特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で服部茂史騎手（7戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るダイメイコリーダを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

8月28日、中3週で迎えた49戦目は、エフフォーリア・プレミアム（門別ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で服部茂史騎手（8戦5勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では物凄い伸び脚で驀進したが、シルトプレに半馬身交わされて2着に敗れた。

10月9日、中5週で迎えた50戦目は、レイデオロ・プレミアム（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で服部茂史騎手（9戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るヒストリーメイカーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

11月7日、中3週で迎えた51戦目は、道営記念（門別ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で服部茂史騎手（10戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ベルピットに半馬身交わされて2着に敗北した。