ニュージョブ（2008年生、母マジョリカ）

ニュージョブ（2008年4月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「新しい環境での仕事に期待」。毛色は栗毛。種牡馬のタニノギムレット（当時9歳）と交配したマジョリカが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は浦新徳司。戦績は、中央平地3戦0勝、地方33戦4勝2着11回。主な勝ち鞍は2011年の祝健太☆りえこ結婚おめでとう杯。

経歴

デビュー前

1歳のとき、浦新徳司から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、浦新徳司から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、TABARTMICHAELDAVIDによって367.5万円で落札された。

牧浦充徳厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2011年）

2月13日、デビュー戦は宮崎北斗騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は410kg。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚が止まってしまい15着に終わった。

3月26日、中5週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい9着に終わった。

7月31日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から36kg戻して迎えた3戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバタバタになってしまい17着に終わった。

9月16日、中6週で迎えた4戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた5戦目は、柴田直樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

10月10日、中0週で迎えた6戦目は、3歳戦の祝健太☆りえこ結婚おめでとう杯（名古屋ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は丸山真一騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のガトーディマンシュに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月19日、連闘で迎えた7戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では物凄い伸び脚を見せたが、キクノルナにクビ差交わされて2着となった。

10月28日、連闘で迎えた8戦目は、葉室篤沖縄県卓球大会優勝記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸山真一騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

11月15日、中2週で迎えた9戦目は、一般C21（名古屋ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ドラゴンポイントに半馬身交わされて2着に敗北した。

11月30日、中1週で迎えた10戦目は、持原大志騎手を鞍上に迎えて、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月6日、連闘で迎えた11戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で持原大志騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛進したが、マイネルシャテールにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

12月20日、中1週で迎えた12戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で持原大志騎手（2戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヴィーヴァタキオンに6馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

4歳（2012年）

1月7日、中2週で迎えた13戦目は、シンプライズ記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で持原大志騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

1月18日、中1週で迎えた14戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で持原大志騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

2月1日、中1週で迎えた15戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で持原大志騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

2月22日、中2週で迎えた16戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で持原大志騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた17戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般C17（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、トルネードビアにハナ差交わされて2着に甘んじた。

3月21日、中1週で迎えた18戦目は、『まるちゃん退職記念』（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は丸山真一騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓出した伸び脚を見せたが、伸びてきたフルーツマウンテン決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

4月12日、中2週で迎えた19戦目は、一般C10（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

4月19日、連闘で迎えた20戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた21戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は丸山真一騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

5月31日、中3週で迎えた22戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は持原大志騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、サイクロニストにクビ差交わされて2着に甘んじた。

6月7日、連闘で迎えた23戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で持原大志騎手（8戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のシティープランに2馬身半の差をつけて3勝目を手にした。

6月22日、中1週で迎えた24戦目は、あさがお特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は丸山真一騎手（6戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた25戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエクスペクトに6馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

7月20日、中1週で迎えた26戦目は、はまゆう特別（名古屋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で丸山真一騎手（8戦2勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

8月9日、中2週で迎えた27戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山真一騎手（9戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したブイカツを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。

8月24日、中1週で迎えた28戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、☆祝☆彩夏生誕14周年記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では物凄い伸び脚を見せたが、サファリレットに交わされて2馬身半差の2着となった。

9月7日、中1週で迎えた29戦目は、丹羽昭生喜寿おめでとう記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、ユウキングに交わされて1馬身半差の2着となった。

10月5日、中3週で迎えた30戦目は、野牡丹特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は丸山真一騎手（10戦2勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた31戦目は、木の実賞（名古屋ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（11戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、トキノキングに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

11月2日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山真一騎手（12戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた33戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で丸山真一騎手（13戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた34戦目は、SundayBreeze賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で丸山真一騎手（14戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、勝ったホワイトワンダーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月24日、中2週で迎えた35戦目は、ナゴヤスプリント争覇（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で丸山真一騎手（15戦2勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

5歳（2013年）

1月4日、中1週で迎えた36戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で丸山真一騎手（16戦2勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。