サクラアクート（2000年生、母サクラミラクル）

サクラアクート（2000年2月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋鋭い（伊）」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラローレル（当時9歳）と交配したサクラミラクルが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）谷岡牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、中央障害4戦0勝、地方27戦12勝2着6回。主な勝ち鞍は2005年のフェブラリー特別(一般B2以下)。

経歴

デビュー前

河野通文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

4月13日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。馬体重は488kg。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝2200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

10月2日、約5か月の休養明けで迎えた4戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、一般C5ホ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月20日、中2週で迎えた5戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般C5ハ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のモエレサイレンスをアタマ差制して初白星を挙げた。

11月6日、中1週で迎えた6戦目は、一般C5（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のケージーヤマトに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

12月8日、中4週で迎えた7戦目は、一般C4イ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（2戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンボリシャスタから7馬身差の2着に敗北した。

12月27日、中2週で迎えた8戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で内田利雄騎手（3戦2勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったエムオーロイヤルから4馬身差の2着となった。

4歳（2004年）

1月11日、中1週で迎えた9戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田利雄騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったエビスコスモスから1馬身差の2着に敗北した。

1月23日、中1週で迎えた10戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、霧降賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のキャッチライトをハナ差制して勝利を手に入れた。

3月6日、中5週で迎えた11戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月5日、中3週で迎えた12戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で平沢則雄騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月24日、中2週で迎えた13戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、光徳賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーバローズに3/4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月4日、中0週で迎えた14戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、光徳賞（宇都宮ダート1900m 曇/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のキャッチライトに1馬身半の差をつけて5勝目を手にした。

5月24日、中2週で迎えた15戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったハイフレンドバリアから1馬身差の2着に敗北した。

6月12日、中2週で迎えた16戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のキャッチライトに3馬身の差をつけて6勝目をマークした。

6月27日、中1週で迎えた17戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山口竜一騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた18戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1900m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口竜一騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったブラボージョーから1馬身半差の2着に敗北した。

8月7日、中3週で迎えた19戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山口竜一騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったリベンジオトメからクビ差の2着に甘んじた。

8月21日、中1週で迎えた20戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山口竜一騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月30日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で山口竜一騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1イ（宇都宮ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で山口竜一騎手（8戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のアイランドシャネルに4馬身の差をつけて7勝目をつかんだ。

12月7日、中2週で迎えた23戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で山口竜一騎手（9戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のファーストロードに3馬身の差をつけて8勝目を手中に収めた。

5歳（2005年）

1月10日、中4週で迎えた24戦目は、成人の日特別（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で山口竜一騎手（10戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のサンデーロバリーに1馬身半の差をつけて制した。

1月21日、中1週で迎えた25戦目は、ガーネット特別（宇都宮ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のマナに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

2月6日、中1週で迎えた26戦目は、ザゼンソウ特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（11戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月19日、中1週で迎えた27戦目は、フェブラリー特別（宇都宮ダート1900m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（12戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のグラスウィンディーに2馬身半の差をつけて勝利数を11に伸ばす

3月12日、中2週で迎えた28戦目は、カルラネイチャー特別（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のフレッシュヨコハマに3/4馬身の差をつけて制した。

6月25日、約3か月半の休養明けで迎えた29戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた30戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら11番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた31戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

10月13日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた32戦目は、オクトーバースター賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で浜野谷憲尚騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

11月6日、中2週で迎えた33戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で浜野谷憲尚騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月10日、中4週で迎えた34戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。競走中止となった。

6歳（2006年）

1月9日、中3週で迎えた35戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。10着に敗れた。

1月28日、中2週で迎えた36戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で江田勇亮騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月12日、中5週で迎えた37戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

4月8日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた38戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/稍重）に出走。15頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

5月10日、中4週で迎えた39戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、円山川特別（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。