ベストファッション（2008年生、母ハリウッドローズ）

ベストファッション（2008年1月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「最高のファッション」。毛色は鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時15歳）と交配したハリウッドローズが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は鎌田正嗣。戦績は、地方30戦14勝2着6回。主な勝ち鞍は2012年の3歳以上B2二。

経歴

デビュー前

伊藤強一厩舎（笠松）へ入厩。

3歳（2011年）

1月9日、デビュー戦は花本正三騎手を鞍上に据えて、3歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のエンタープライズをアタマ差振り切って初勝利を挙げた。

1月20日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた2戦目は、3歳戦の愛Love笠松けいば第7戦（笠松ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で花本正三騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のコスモポーパスに1馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

2月14日、中3週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた3戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で花本正三騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

3月3日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で花本正三騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のレリアに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月7日、中4週で迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で花本正三騎手（4戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

4月28日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で花本正三騎手（5戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったマルヨキングダムに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

5月9日、中1週で迎えた7戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るトーセンタイガーをアタマ差だけ差し切って4勝目を手に入れた。

6月13日、中4週で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったミナモダンスに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

6月27日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では別次元の末脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のヤマノエクセルに3馬身の差をつけて優勝

7月15日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾島徹騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったラヴァリーシークにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

11月21日、約4か月半の休み明けで迎えた11戦目は、一般C32（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾島徹騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、ムーンライトドレスにクビ差交わされて2着に甘んじた。

12月12日、中2週で迎えた12戦目は、一般C28（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で尾島徹騎手（5戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のミツアキスピカに3馬身の差をつけて断然人気に応えた。

12月30日、中2週で迎えた13戦目は、一般C14（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で尾島徹騎手（6戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

4歳（2012年）

1月9日、中0週で迎えた14戦目は、☆吉希・美穂☆結婚記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は花本正三騎手（6戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のビーコに2馬身半の差をつけて7勝目を収める

1月25日、中1週で迎えた15戦目は、一般C14（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は尾島徹騎手（7戦3勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

2月13日、中2週で迎えた16戦目は、第25弾頑張れ笠松競馬騎手会（笠松ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（8戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、勝ったヤマニンパリュールに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

2月27日、中1週で迎えた17戦目は、一般C28（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（9戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るココロを別次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

3月16日、中2週で迎えた18戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾島徹騎手（10戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のミツアキジュニアーを半馬身振り切ってファンの期待に応えた。

6月5日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた19戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のジャコザエルに3馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

6月22日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて、最後は2着のビューティパワーに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

7月10日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上C1二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松平幸秀騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のビッグブロンドに3馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

8月2日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上C1一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松平幸秀騎手（3戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のスプリンターエースに4馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

9月7日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた23戦目は、ひょうご雪姫ポーク特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松平幸秀騎手（4戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

9月21日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた24戦目は、3歳以上B2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で松平幸秀騎手（5戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマンテンパパに7馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

10月4日、中1週で迎えた25戦目は、兵庫競馬IPAT発売記念賞（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で松平幸秀騎手（6戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、ヴィクトリーリードに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

11月15日、中5週で迎えた26戦目は、つわぶき賞（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で松平幸秀騎手（7戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

12月5日、中2週で迎えた27戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で松平幸秀騎手（8戦5勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

12月19日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上B1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で松平幸秀騎手（9戦5勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

5歳（2013年）

1月3日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上B1 B2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で松平幸秀騎手（10戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

1月25日、中2週で迎えた30戦目は、4歳以上B1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で松平幸秀騎手（11戦5勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。