ポートフラッシュ（1992年生、母ヴイクトリアアール）

ポートフラッシュ（1992年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のニシノエトランゼ（当時13歳）と交配したヴイクトリアアールが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）岡野牧場。戦績は、中央平地62戦4勝2着9回、地方11戦0勝2着3回。主な勝ち鞍は1998年の三宮特別(900万下)。

経歴

デビュー前

高橋成忠厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1995年）

3月26日、デビュー戦は佐伯清久騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

4月1日、連闘で迎えた2戦目は、4歳未出走（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐伯清久騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では矢のように疾駆したが、抜け出したリワードエンブレムに3/4馬身届かず2着に敗北した。

10月29日、約7か月の休養明けで迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で佐伯清久騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、勝ったインターラジカルに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

11月11日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟芝1400m 曇/不良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で佐伯清久騎手（3戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のキャピタルキングに1馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

11月25日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下の沓掛特別（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐伯清久騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐伯清久騎手（5戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るコウミョウキングを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身半の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

12月24日、中1週で迎えた7戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の千種川特別（阪神芝1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で佐伯清久騎手（6戦2勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

4歳（1996年）

1月14日、中2週で迎えた8戦目は、5歳以上900万下の八坂特別（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐伯清久騎手（7戦2勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

1月28日、中1週で迎えた9戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の太宰府特別（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐伯清久騎手（8戦2勝）。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始10番手を追走。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。

9月7日、約7か月半の休養明けで迎えた10戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で佐伯清久騎手（9戦2勝）。15頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

9月30日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、4歳以上500万下の春日山特別（新潟芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で佐伯清久騎手（10戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

5歳（1997年）

5月3日、約7か月の休み明けで迎えた12戦目は、オープス中郷開設4周年記念（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で佐伯清久騎手（11戦2勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月17日、中1週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下の三条特別（新潟ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で佐伯清久騎手（12戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で佐伯清久騎手（13戦2勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のマチカネタツマキに3馬身の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

6月21日、中2週で迎えた15戦目は、5歳以上900万下の加古川特別（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で佐伯清久騎手（14戦3勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

7月13日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上900万下の雲仙特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で佐伯清久騎手（15戦3勝）。17頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず17着に終わった。

8月3日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上900万下の平尾台特別（小倉ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は17戦連続で佐伯清久騎手（16戦3勝）。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

8月24日、中2週で迎えた18戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の桜島特別（小倉ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は18戦連続で佐伯清久騎手（17戦3勝）。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

9月6日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、4歳以上900万下の新涼特別（阪神ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で佐伯清久騎手（18戦3勝）。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上900万下の瀬戸内海特別（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で佐伯清久騎手（19戦3勝）。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず11着に終わった。

10月18日、中3週で迎えた21戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したスピカランドにハナ差届かず2着となった。

11月2日、中1週で迎えた22戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の河北新報杯（福島芝1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上900万下（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は村本善之騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた24戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の’97ゴールデンサドルトロフィー（阪神芝1600m 曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

12月13日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上900万下（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は村本善之騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

6歳（1998年）

1月10日、中3週で迎えた26戦目は、5歳以上900万下の初夢賞（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入った。

1月24日、中1週で迎えた27戦目は、5歳以上900万下の伏見特別（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村本善之騎手（4戦0勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

2月14日、中2週で迎えた28戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の木津川特別（京都芝1600m 外回り曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で村本善之騎手（5戦0勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。

2月28日、中1週で迎えた29戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の瀬戸特別（中京ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は佐伯清久騎手（20戦3勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

3月15日、中1週で迎えた30戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の長良川特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

3月28日、中1週で迎えた31戦目は、5歳以上900万下の明石特別（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は村本善之騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

4月5日、連闘で迎えた32戦目は、5歳以上900万下の山陽特別（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（7戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、抜け出したゼンノモトーレに半馬身届かず2着となった。

4月18日、中1週で迎えた33戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の赤穂特別（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村本善之騎手（8戦0勝）。15頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では強靭な末脚を繰り出したが、4着に終わった。

4月25日、連闘で迎えた34戦目は、5歳以上900万下のシドニートロフィー（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村本善之騎手（9戦0勝）。17頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では物凄い伸び脚で急追したが、抜け出したキャロルウインドにクビ差届かず2着に惜敗した。

5月9日、中1週で迎えた35戦目は、5歳以上900万下（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村本善之騎手（10戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月17日、連闘で迎えた36戦目は、5歳以上900万下（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で村本善之騎手（11戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

6月7日、中2週で迎えた37戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の三河特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で村本善之騎手（12戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた38戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の小野特別（阪神芝1600m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で村本善之騎手（13戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、抜け出したダークフェニックスを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

7月4日、中1週で迎えた39戦目は、5歳以上900万下の三宮特別（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で村本善之騎手（14戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線に入ると、前で粘るドングリを目の覚めるような末脚でクビ差だけ差し切って先頭ゴールを果たした。

7月18日、中1週で迎えた40戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下のサマーステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

7歳（1999年）

1月30日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた41戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、5歳以上1600万下の白富士ステークス（東京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

2月21日、中2週で迎えた42戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下のアメジストステークス（東京芝1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したナイスデザートにハナ差届かず2着となった。

3月13日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた43戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下の武庫川ステークス（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は村本善之騎手（15戦1勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮したが、5着に終わった。

3月20日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた44戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下の但馬ステークス（阪神芝2000m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（16戦1勝）。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた45戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上1600万下の千葉ステークス（中山芝1800m 雨/不良）に出走。15頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

5月2日、中2週で迎えた46戦目は、5歳以上1600万下の府中ステークス（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

5月8日、連闘で迎えた47戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上1600万下の朱雀ステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての5番人気で大外18番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを15番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた48戦目は、5歳以上1600万下のマラヤン・レーシング・アソシエーション・トロフィー（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は村本善之騎手（17戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したサンデーセイラにクビ差届かず2着となった。

6月6日、中1週で迎えた49戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下の関ケ原ステークス（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（18戦1勝）。15頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

7月10日、中4週で迎えた50戦目は、5歳以上1600万下の垂水ステークス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村本善之騎手（19戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

10月16日、約3か月半の休養明けで迎えた51戦目は、4歳以上1600万下の古都ステークス（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村本善之騎手（20戦1勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

10月23日、連闘で迎えた52戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の渡月橋ステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で村本善之騎手（21戦1勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始10番手を追走。直線では逸出した伸びを見せたが、伸びてきたテンザンキラリ決め手に屈して半馬身差の2着となった。

11月7日、中1週で迎えた53戦目は、4歳以上1600万下の清水ステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で村本善之騎手（22戦1勝）。15頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

11月14日、連闘で迎えた54戦目は、4歳以上1600万下のドンカスターステークス（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で村本善之騎手（23戦1勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた55戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下のキャピタルステークス（東京芝1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。18頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

12月4日、連闘で迎えた56戦目は、B.マーカス騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の’99ゴールデンスパートロフィー（阪神芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

12月18日、中1週で迎えた57戦目は、4歳以上1600万下の逆瀬川ステークス（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は村本善之騎手（24戦1勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

8歳（2000年）

1月16日、中3週で迎えた58戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下の寿ステークス（京都芝1800m 外回り曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（25戦1勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

1月23日、連闘で迎えた59戦目は、5歳以上1600万下の石清水ステークス（京都芝1600m 外回り雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で村本善之騎手（26戦1勝）。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

6月19日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた60戦目は、5歳以上1600万下のストークステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐伯清久騎手（21戦3勝）。17頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く16着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた61戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下の文月ステークス（阪神芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐伯清久騎手（22戦3勝）。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた62戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の福島テレビ杯（福島芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で佐伯清久騎手（23戦3勝）。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた63戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下のサマーステークス（小倉芝1800m 雨/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で佐伯清久騎手（24戦3勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

9歳（2001年）

1月28日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた64戦目は、明神繁正騎手を鞍上に迎えて、一般A2（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月30日、約3か月の休み明けで迎えた65戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、鏡川特別（高知ダート1600m 小雨/不良）に出走。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた66戦目は、吉川村天然色劇場特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月13日、約3か月の休み明けで迎えた67戦目は、一般A（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮川実騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月2日、中2週で迎えた68戦目は、一般A（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で宮川実騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月16日、中1週で迎えた69戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、一般A（高知ダート1600m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月14日、中3週で迎えた70戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、一般B（高知ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイシンキンボールから3馬身差の2着となった。

10月28日、中1週で迎えた71戦目は、一般B（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったホウエイパーシャから2馬身差の2着となった。

11月11日、中1週で迎えた72戦目は、一般B（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったターフチャンピオンからクビ差の2着に甘んじた。

12月1日、中2週で迎えた73戦目は、一般B（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。