エイシンイッキ（2004年生、母Delirium）

エイシンイッキ（2004年1月23日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。馬名の意味は「冠名＋一気」。毛色は栗毛。種牡馬のTale of the Cat（当時10歳）と交配したDeliriumが6歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地18戦2勝2着1回、地方31戦11勝2着5回。2006年のさざんかステークス(オープン)に勝利した他、2010年の筑後川特別を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

森秀行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

8月5日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアルコセニョーラを途轍もない末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

11月19日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、A.スボリッチ騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（東京芝1400m 小雨/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、抜け出したアドマイヤホクトを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月16日、中3週で迎えた3戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのさざんかステークス（阪神芝1400m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のテイエムオペレッタに1馬身1/4の差をつけて2勝目を掴み取った。

3歳（2007年）

1月8日、中2週で迎えた4戦目は、3歳G3のシンザン記念（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、リードを5馬身以上キープして、非常に緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

5月12日、約4か月の休み明けで迎えた5戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの葵ステークス（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に敗れた。

6月10日、中3週で迎えた6戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3のCBC賞（中京芝1200m 晴/重）に出走。18頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が衰えて15着に終わった。

7月11日、中3週で迎えた7戦目は、3歳Jpn1のジャパンダートダービー（大井ダート2000m 曇/不良）に出走。ダート戦、G1級競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は福永祐一騎手（2戦1勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では脚を伸ばせず15着に終わった。

9月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の内房ステークス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

11月25日、中7週で迎えた9戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1600万下の納屋橋ステークス（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

12月23日、中3週で迎えた10戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の2007フェアウェルステークス（中山ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい13着に敗れた。

4歳（2008年）

8月9日、約7か月半の休養明けで迎えた11戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の西部日刊スポーツ杯（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、6着に終わった。

9月7日、中3週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の八幡特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

10月12日、中4週で迎えた13戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の壬生特別（京都芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての14番人気で17番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

11月1日、中2週で迎えた14戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後はバタバタになってしまい15着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上1000万下（東京ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

12月14日、中3週で迎えた16戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の伊吹山特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚が止まってしまい14着に終わった。

5歳（2009年）

7月12日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた17戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の尾瀬特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

8月8日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた18戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の西部日刊スポーツ杯（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

11月8日、約3か月の休み明けで迎えた19戦目は、3歳以上1000万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

12月16日、中4週で迎えた20戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、師走特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

6歳（2010年）

1月1日、中1週で迎えた21戦目は、地方重賞の新春盃（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

2月6日、中4週で迎えた22戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 23（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のローランウィンドに約33馬身の大差をつけて断トツの支持に応えた。

2月14日、連闘で迎えた23戦目は、4歳以上C2 27（佐賀ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のローズタトゥに約19馬身の大差をつけて断然の支持に応えた。

3月13日、中3週で迎えた24戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のブレークダンスに約17馬身の大差をつけて断然の支持に応えた。

3月22日、連闘で迎えた25戦目は、4歳以上C2 23（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（3戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコートデュローヌに約14馬身の大差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4月18日、中3週で迎えた26戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（4戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエフケージャガーに7馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

5月5日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山口勲騎手（5戦5勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のグラステクニックに約12馬身の大差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

5月22日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C2-2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山口勲騎手（6戦6勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のレディショコラに6馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

6月12日、中2週で迎えた29戦目は、薩摩街道熊本宿賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で山口勲騎手（7戦7勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のカチカチオウジに5馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

7月3日、中2週で迎えた30戦目は、筑後川特別（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で山口勲騎手（8戦8勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では鬼脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のメガチューズデーに2馬身の差をつけて驚異の9連勝を決めた。

7歳（2011年）

2月11日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた31戦目は、アメジスト特別（佐賀ダート1750m 小雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で山口勲騎手（9戦9勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

3月5日、中2週で迎えた32戦目は、マーチ特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で山口勲騎手（10戦9勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで崩れずに走り抜いたが、勝ったゴールドレインボーに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

4月18日、中5週で迎えた33戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、ダイヤモンド特選（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた34戦目は、3歳以上B2-3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（11戦9勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のコートデュローヌに1馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

6月26日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた35戦目は、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（12戦10勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた36戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

8月14日、中4週で迎えた37戦目は、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮戦したが、コパノフルミタマに半馬身交わされて2着となった。

8月28日、中1週で迎えた38戦目は、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（13戦10勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮戦したが、ミスギンレイに交わされて1馬身半差の2着に敗れた。

9月19日、中2週で迎えた39戦目は、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた40戦目は、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は山口勲騎手（14戦10勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで敢闘したが、カシノカルミアに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

10月15日、中1週で迎えた41戦目は、かえで賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（15戦10勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

11月27日、中5週で迎えた42戦目は、長崎街道中原宿賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（16戦10勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

12月18日、中2週で迎えた43戦目は、もみの木賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（17戦10勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

8歳（2012年）

1月8日、中2週で迎えた44戦目は、3歳以上B2-3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

2月4日、中3週で迎えた45戦目は、節分賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（18戦10勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

3月3日、中3週で迎えた46戦目は、陽春賞（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（19戦10勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のアドマイヤブレークに4馬身の差をつけて優勝

4月7日、中4週で迎えた47戦目は、桜花特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（20戦11勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい6着に敗れた。

5月13日、中4週で迎えた48戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったスターペスレイコに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

6月9日、中3週で迎えた49戦目は、水無月特別（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（21戦11勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。