美利河特別

レース展開

エムオーシャトルが全馬を引き連れる形、その直後に続くナイントゥファイブ

エムオーシャトルが敢然と端を奪い、後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。単独の2番手にナイントゥファイブが続く。その直後、ピシュマニエとインザムービーが3番手の好位につける。そこから少し離れたところにカバーガールとホーリーラインが進む。その1馬身後ろ、クープドクールとリャスナは中団前め。メイショウハボタンは中団馬群のど真ん中を追走。ラキ、エピローグ、ベッラヴォルタらは中団後方の位置。殿にルーチェデラヴィタ、マリノディアナ、モンファボリらがいる隊列で最初のコーナーを通過。

美利河特別、ナイントゥファイブがテンの速さを活かした好位差しの戦法で3勝目を挙げる

先頭はエムオーシャトルでリードは1馬身。単独の2番手にナイントゥファイブが続く。そのすぐ後ろ、インザムービーが3番手。1馬身離れて、ピシュマニエとホーリーラインが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手にいたナイントゥファイブが前を交わして先頭に立つと、不撓の敢闘精神で渋太く粘り続け、最後は後続に1馬身半の差をつけて勝利した。2着には、先行勢の後ろの位置から持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたホーリーラインが続き、2着と半馬身差の3着には、中団の位置から力強い脚捌きでゴールまで走り切ったクープドクールが入った。そこから1馬身遅れた4着には、10番手で直線を迎えたエピローグが入線、さらにアタマ差の5着には、同じく10番手にいた1番人気のモンファボリが食い込んだ。2番人気のカバーガールは中団前目にいたがいいところなく9着に敗れた。