レース展開

キセキノカチが集団を牽引、2番手の位置にオスカルフランソワが取り付く

キセキノカチが果敢にハナを切り、リードを1馬身ほどキープして集団を牽引。単独の2番手にオスカルフランソワが続く。その直後、キングゴールドオーが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはタンブリングダンス。その1馬身後ろ、エメラルドワンは中団やや前。オンワードファインは中団馬群の真ん中付近を追走。メイショウガラシャは中団後方の位置。バイラドラボニータは後方4番手に控えて虎視眈々と機を待つ。後方3番手でじっくりと折り合いに専念するのはエイティゴールド。後方2番手の位置でひっそりと力を温存するのはリュウノラムタラ。シンガリにマイネアリスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

月見特別、オスカルフランソワが長所である機動力を活かしたセオリー通りの内容で勝利数を13に伸ばす

先頭はキセキノカチでリードは1馬身。単独の2番手にオスカルフランソワが続く。そのあと、タンブリングダンスが3番手。1馬身離れて、エイティゴールドが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手にいたオスカルフランソワが一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は後続に1馬身半の差をつけて勝利をモノにした。2着には、3番手の位置から持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いた1番人気のタンブリングダンスが続き、2着とアタマ差の3着には、後方4番手の位置から強靭な末脚を発揮したバイラドラボニータが入った。そこから半馬身遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたオンワードファインが入線した。2番人気のエイティゴールドは先行勢の後ろにいたがいいところなく6着に敗れた。