第158回 天皇賞（秋） (G1)

レース展開

キセキが後続を引き連れる展開、その直後を追走するヴィブロスとアルアイン

キセキが先頭に立ち、後続を1馬身ほど離して一団を先導。2番手にヴィブロスとアルアインが並ぶ。そのすぐ後ろ、ステファノスが4番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、ミッキーロケットは中団前寄り。レイデオロは中団馬群の真ん中あたりを追走。少し間隔を置いて、サングレーザーは中団後方の位置取り。続いて、ブラックムーンが8番手。サクラアンプルールは後方4番手で前の動きを静観。2馬身以上差があって、後方3番手でじっくりと運ぶのはマカヒキ。しんがりにスワーヴリチャードとアクションスターがいる隊列で最初のコーナーを通過。

天皇賞（秋）、レイデオロが秀でた決め脚を見せて秋の盾を射止める

先頭はキセキでリードは2馬身以上。単独の2番手にアルアインが続く。その直後、ヴィブロスとステファノスが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、中団前目にいた2番人気のレイデオロが目を見張るような末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は後続に1馬身1/4の差をつけてトップでゴールインした。2着には、中団の位置から鮮やかな伸び脚で追い上げたサングレーザーが続き、2着とハナ差の3着には、逃げ粘ったキセキが入った。そこから1馬身遅れた4着には、2番手で直線を迎えたアルアインが入線した。1番人気のスワーヴリチャードは後方2番手にいたがあとひと伸びが足りず10着に敗れた。