’92フェアウェルステークス

レース展開

シャンソニエールが集団を引っ張る形、直後の位置にインターエリモが取り付く

シャンソニエールがハナを切る形となり、リードを1馬身ほどキープしてレースを進める。単独の2番手にインターエリモが続く。その後ろ、キョウエイカレラが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはサンキンタツマー。その1馬身後ろ、カシマラージャは中団前目。スーパーシンザンは中団馬群の真ん中を追走。マルブツサンキストとダッシュフドーは中団後方の位置取り。後方5番手でじっくりと折り合い重視で運ぶのはキックオフとシンボリダンサー。どん尻にミノリスパークルとアサクサハポネスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

’92フェアウェルS、シンボリダンサーが自ら動き出す新種果敢な取り口で5勝目をマーク

先頭はシャンソニエールでリードは体半分。2番手にシンボリダンサーが続く。そのあと、インターエリモが3番手。1馬身離れて、キョウエイカレラ、ダッシュフドー、マルブツサンキストらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続けるシャンソニエール。そのまま押し切るかに思われたが、2番手まで進出していたシンボリダンサーが目を見張るような末脚を爆発させてシャンソニエールを差し切ると、最後は3/4馬身の差をつけて勝利をモノにした。2着のシャンソニエールから1馬身1/4差の3着には、先行勢の後ろの位置から切れ味抜群の末脚を繰り出した1番人気のマルブツサンキストが入った。そこから3馬身半遅れた4着には、同じく先行勢の後ろで直線を迎えた2番人気のキョウエイカレラが入線した。