’10ウインタースプリント

レース展開

サミンバリオスが一団をリードする形、そのあとにスリーセブンスピンが取り付く

サミンバリオスが端に立つ形となり、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にスリーセブンスピンが続く。そのあと、スーパーヴィグラスが3番手の絶好位につける。その直後、フジノウェーブは好位を確保。先団後ろのポジションに付けたのはシアトルバローズ。その1馬身後ろ、アポロダヴィンチは中団前め。グレイトセイヴィアは中団馬群の真ん中あたりを追走。ダンディシャークは中団後方の位置取り。その後ろ、プライドキムが9番手。ディアヤマトは後方5番手に控えて機をうかがう。キングビスケットは後方4番手に控えて機を待つ。後方3番手で腰を据えて折り合いをつけるのはブローザウインド。後方2番手の位置で息を潜めて脚を溜めるのはサンキューウィン。しんがりにアンペアがいる隊列で最初のコーナーを通過。

’10ウインタースプリント、フジノウェーブが古豪の意地を顕示する様な力感溢れる走りで勝利を手中に収める

先頭はスリーセブンスピンでリードは1馬身。単独の2番手にスーパーヴィグラスが続く。その後ろ、サミンバリオスが3番手。その直後、フジノウェーブが4番手。1馬身離れて、シアトルバローズが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手から抜け出したのはスーパーヴィグラス。そのまま押し切る態勢だったが、好位にいた1番人気のフジノウェーブが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身1/4の差をつけて1着ゴールを果たした。2着には、2番手の位置から弾けるような伸びで猛進したスーパーヴィグラスが続き、2着と5馬身差の3着には、先行勢の後ろの位置から力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったシアトルバローズが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、中団で直線を迎えたプライドキムが入線、さらに3/4馬身差の5着には、中団前目にいたグレイトセイヴィアが食い込んだ。