レース展開

ギャロップインが一団をリードする展開、そのすぐ後ろにインサイドレポートが続く

ギャロップインが先手を取る形となり、リードを1馬身ほど確保してレースを引っ張っていく。単独の2番手にインサイドレポートが続く。そのあと、センゴクライナーが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはエアーズロック。その1馬身後ろ、カンジンチョウは中団前寄り。スティングレーは中団馬群の真ん中を追走。ヘンリーフォンテンは中団後方の位置取り。そのすぐ後ろ、ヴィノロッソが8番手。その後ろ、ミスタートップランが9番手。オリンピアボーイは後方4番手で虎視眈々と機を待つ。後方3番手でジックリと折り合いをつけるのはレインボーアルファ。後方2番手の位置でじっと我慢するのはホクセツランナー。シンガリにオオトネディライトがいる隊列で最初のコーナーを通過。

’99フレンドリースパー特別（6）、カンジンチョウが自ら仕掛ける新種果敢なレース運びで3勝目をマーク

先頭はエアーズロックでリードは1馬身。単独の2番手にカンジンチョウが続く。その直後、インサイドレポートが3番手。1馬身離れて、ヘンリーフォンテンが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続けるエアーズロック。そのまま押し切るかに思われたが、2番手にいた1番人気のカンジンチョウが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。2着には、途中から先頭に立ったエアーズロックが続き、2着と2馬身差の3着には、先行勢の後ろの位置から力強い脚捌きでゴールまで頑張ったヘンリーフォンテンが入った。そこから半馬身遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたスティングレーが入線した。2番人気のインサイドレポートは絶好位にいたがいいところなく6着に敗れた。