第105回 目黒記念 (G2)

レース展開

トーワタケシバが全馬をリードする形、その直後に続くチョウカイエース

トーワタケシバが端をきる恰好となり、リードを1馬身ほど確保して一団を牽引。単独の2番手にチョウカイエースが続く。そのすぐ後ろ、カリブソングとハッピーシャトーが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、ノースシャトルとキリサンシーは中団やや前。オースミシャダイは中団馬群のど真ん中を追走。グリーンフリーダムは中団後方の位置。続いて、パソドラードが9番手。後方5番手でじっくりと折り合いに専念するのはスマイルオンユーとキョウエイタップ。どん尻にチョウカイエクセルとエイシンサニーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

目黒記念、カリブソングが持ち味の自在性を活かしたロスの少ない競馬で3つ目の重賞タイトルを手に入れる

先頭はトーワタケシバでリードは1馬身。2番手にチョウカイエースとキリサンシーが続く。その後ろ、カリブソングが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続けるトーワタケシバ。そのまま押し切る態勢だったが、絶好位にいたカリブソングがぐいぐいと末脚を伸ばしてトーワタケシバを差し切ると、最後は半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。2着のトーワタケシバからハナ差の3着には、中団後方の位置から息の長い末脚を繰り出したオースミシャダイが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、2番手で直線を迎えた2番人気のチョウカイエースが入線した。1番人気のパソドラードは中団後方にいたが見せ場なく9着に敗れた。