周防灘特別
レース展開
デトロイトテソーロが隊列を率いる展開、2番手を追走するオルダージュとナイントゥファイブ
デトロイトテソーロが単騎で逃げる形となり、リードを1馬身ほど確保して一団を牽引。2番手にオルダージュとナイントゥファイブが並ぶ。そのすぐ後ろ、ボンボヤージ、アビエルト、ホーリーラインらが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、ブラッディムーンは中団やや前。セイウンリリシイは中団馬群の真ん中付近を追走。ニシノコデマリとマリノディアナは中団後方の位置。その直後、マイネルアルケミーとシャイニールミナスが11番手。ヴォイスオブジョイとラミエルは後方5番手に控えて前の動きを静観。アルモニカは後方4番手で前方各馬の出方をうかがう。後方2番手の位置でじっと我慢するのはマッスルマサムネとピエナミント。しんがりにイサチルルンルンがいる隊列で最初のコーナーを通過。
周防灘特別、デトロイトテソーロが非凡なスピードで端に立つと、後続に攻め入る隙を与えず軽快に逃げ切る
先頭はデトロイトテソーロでリードは1馬身。2番手にオルダージュとナイントゥファイブが続く。そのすぐ後ろ、ボンボヤージとアビエルトが4番手。1馬身離れて、ホーリーラインが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。
直線コースに入り、尚も先頭を突き進む1番人気のデトロイトテソーロ。そのままデトロイトテソーロが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に3馬身の差をつけて勝利を収めた。2着には、4番手の位置から持ち前のタフさで最後まで敢闘したボンボヤージが続き、2着とクビ差の3着には、同じく4番手の位置から天性の勝負根性でゴールまで力闘したアビエルトが入った。そこから半馬身遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたマイネルアルケミーが入線、さらに半馬身差の5着には、先行勢の後ろにいたホーリーラインが食い込み、さらにそこから1馬身差の6着には16番人気のマリノディアナが入った。2番人気のナイントゥファイブは2番手にいたが最後一杯になって8着に敗れた。