室町ステークス

レース展開

ステラフィオーレが端を切る展開、僅差でエスカルとカルロヴェローチェが続く

ステラフィオーレが前に出て、僅かなリードでレースを牽引。2番手にエスカルとカルロヴェローチェが並ぶ。そのすぐ後ろ、ナムラフランク、ドンアミティエ、ワールズコライドらが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、ヒビキとイスラアネーロは中団前目。ペースセッティングとクロジシジョーは中団馬群の真ん中付近を併走。少し差があって、メイショウカズサ、コパノパサディナ、ゼットレヨンらは中団後方の位置。後方2番手の位置でじっと我慢するのはエティエンヌとコパノニコルソン。少し離れた最後方にスズカコテキタイがいる隊列で最初のコーナーを通過。

室町S、イスラアネーロが中位から優れた決め脚を見せて先行各馬を一気に捉える

先頭はステラフィオーレでリードは半馬身。2番手にエスカルが続く。そのあと、カルロヴェローチェが3番手。1馬身離れて、ナムラフランクとドンアミティエが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、6番手から抜け出したのはクロジシジョー。そのまま押し切る態勢だったが、中団にいたイスラアネーロがきちんと終いの脚を伸ばしてクロジシジョーを交わすと、最後はクビ差先着してトップでゴールに入った。2着のクロジシジョーからハナ差の3着には、先行勢の後ろの位置から天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したドンアミティエが入った。そこから半馬身遅れた4着には、最後方で直線を迎えたスズカコテキタイが入線、さらにクビ差の5着には、後方2番手にいたエティエンヌが食い込んだ。1番人気のエスカルは2番手にいたが失速して10着に敗れた。