第35回 クイーンカップ (G3)

レース展開

スリークドレスが一団を引っ張る展開、半馬身離れた2番手にマイスッピンガールが取り付く

主導権を奪ったのはスリークドレス。半馬身のリードでレースを進める。2番手にマイスッピンガールが続く。その2馬身以上後ろ、タヤスアストレアが3番手の絶好位につける。そこから少し離れたところにゲイリーファンキーとラヴィエベルが進む。その1馬身後ろ、セイシンビルゴ、エアトゥーレ、ビーチフラッグらは中団前目。サニーサイドアップとジェミードレスは中団馬群の真ん中付近を併走。レディバラードは中団後方の位置取り。フューチャサンデーは後方5番手で前方各馬の動きを静観。アイチェックユーは後方4番手に控えて前の動きを静観。少し離れて、後方3番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはヒカルユウトウセイ。さらに少し空いて、後方2番手の位置でじっと我慢するのはエレガントシンガー。少し離れた最後方にドリームホリデーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

クイーンC、フューチャサンデーが弾丸の如き豪脚を見せて先行各馬を一気に捉える

先頭はスリークドレスでリードは半馬身。2番手にマイスッピンガールが続く。そのすぐ後ろ、ゲイリーファンキーとタヤスアストレアが3番手。1馬身離れて、セイシンビルゴ、エアトゥーレ、ラヴィエベル、ビーチフラッグらが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、5番手から抜け出したのは2番人気のラヴィエベル。そのまま押し切る態勢だったが、後方5番手にいたフューチャサンデーが豪脚を炸裂させ前にいた11頭をごぼう抜きし、最後は後続に1馬身半の差をつけてトップでゴールインした。2着には、先行勢の後ろの位置から目を引く伸び脚で猛進した2番人気のラヴィエベルが続き、2着とクビ差の3着には、中団前目の位置から息の長い末脚を披露したジェミードレスが入った。そこから1馬身1/4遅れた4着には、同じく中団前目で直線を迎えたサニーサイドアップが入線、さらにクビ差の5着には、中団後方にいたレディバラードが食い込んだ。1番人気のゲイリーファンキーは好位にいたが失速して11着に敗れた。