第1回 ヴィクトリアマイル (G1)

レース展開

マイネサマンサが集団を引き連れる展開、そのあとにコスモマーベラスとロフティーエイムが続く

マイネサマンサが逃げる恰好となり、後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。2番手にコスモマーベラスとロフティーエイムが並ぶ。続いて、デアリングハートが4番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはダンスインザムードとオーゴンサンデー。その1馬身後ろ、アグネスラズベリは中団前目。ジェダイトとラインクラフトは中団馬群のちょうど真ん中を併走。ディアデラノビアは中団後方の位置。その後ろ、スナークスズラン、レクレドール、エアメサイアらが11番手。ヤマニンシュクルは後方5番手に待機して他馬の出方をうかがう。チアフルスマイルは後方4番手に待機して虎視眈々と機をうかがう。最後尾にショウナンパントル、ヤマニンアラバスタ、アズマサンダースらがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ヴィクトリアマイル、ダンスインザムードが終始前目追走のスタイルでマイル女王の称号を獲得

先頭はマイネサマンサでリードは1馬身。2番手にコスモマーベラスとロフティーエイムが続く。その後ろ、デアリングハートとオーゴンサンデーが4番手。1馬身離れて、ダンスインザムードが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、先行勢の後ろにいた2番人気のダンスインザムードが強烈な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身1/4の差をつけて勝利を掴んだ。2着には、中団後方の位置から印象的な伸び脚で追い上げたエアメサイアが続き、2着と1馬身半差の3着には、中団の位置からキレのある末脚を繰り出したディアデラノビアが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、2番手で直線を迎えた16番人気のコスモマーベラスが入線、さらにクビ差の5着には、中団前目にいたアグネスラズベリが食い込み、さらにそこから3/4馬身差の6着にはデアリングハートが入った。1番人気のラインクラフトは中団前目にいたが見せ場なく9着に敗れた。