ウエルカム21世紀賞

レース展開

サンシャインヒミコがハナを切る形、そのすぐ後ろを追走するリズドール

サンシャインヒミコが先手を取り、後続との差を1馬身ほど保ってレースを進める。単独の2番手にリズドールが続く。続いて、キングが3番手の絶好位につける。そのあと、アズマアニータは好位に取り付く。先団後ろのポジションにいるのはトラノフラッシュ。その1馬身後ろ、カネショウタイセイは中団前目。ヒカリチャンは中団馬群のど真ん中を追走。マルヨシカングは中団後方の位置取り。その後ろ、サンキョウレリックが9番手。エビスホワイトオーは後方5番手で進出の機をうかがう。ハネダウインザーは後方4番手に待機して前方各馬をうかがいながらの競馬。後方3番手で腰を落ち着けて運ぶのはクインアルテミス。後方2番手の位置でじっとして脚をタメるのはミフジシーワン。しんがりにイブキノカラジシがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ウエルカム21世紀賞、エビスホワイトオーが烈風の如き末脚を発揮して前方の各馬をまとめてねじ伏せる

先頭はサンシャインヒミコでリードは1馬身。単独の2番手にカネショウタイセイが続く。その直後、リズドールが3番手。そのあと、キングが4番手。1馬身離れて、トラノフラッシュが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、後方4番手にいたエビスホワイトオーが目の覚めるような末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は懸命に抵抗するイブキノカラジシを半馬身退けて1着ゴールを果たした。2着のイブキノカラジシからハナ差の3着には、9番手の位置からキレのいい末脚を披露したミフジシーワンが入った。そこからハナ差遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えた2番人気のトラノフラッシュが入線、さらに5馬身差の5着には、後方2番手にいたハネダウインザーが食い込んだ。1番人気のサンキョウレリックは後方5番手にいたが見せ場なく12着に敗れた。