第11回 ヴィーナススプリント (M3)

レース展開

トーセンキャロルが端に立つ形、そのすぐ後ろに続くジュランビル

トーセンキャロルが逃げを打つ恰好となり、リードを1馬身ほど保って集団を先導。単独の2番手にジュランビルが続く。その後ろ、グットフォーチュンが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはケープライトとラッピングカラーズ。その1馬身後ろ、オンザブロッサムは中団前め。ルチルクォーツは中団馬群の真ん中付近を追走。アビレとハーイは中団後方の位置取り。後方3番手でジックリと折り合いをつけるのはパトリ。後方2番手の位置で悠悠と構えるのはミニアチュール。しんがりにアサンテギアがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ヴィーナススプリント、ミニアチュールが中団後方から鋭さ光る差し脚を繰り出して前方の各馬をまとめて交わす

先頭はトーセンキャロルでリードは1馬身。単独の2番手にジュランビルが続く。その直後、ケープライトが3番手。1馬身離れて、グットフォーチュンが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手から抜け出したのはジュランビル。そのまま押し切るかに思われたが、中団にいた1番人気のミニアチュールが次元の違う末脚を炸裂させてジュランビルを交わすと、最後はクビ差先着して勝利を手に入れた。2着のジュランビルから半馬身差の3着には、逃げ粘ったトーセンキャロルが入った。そこから2馬身半遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたルチルクォーツが入線した。2番人気のグットフォーチュンは先行勢の後ろにいたが最後一杯になって8着に敗れた。