モンゴル大統領賞

レース展開

フェスティヴタローが全馬を牽引、その直後を進むダイシンサンダー

先手を取ったのはフェスティヴタロー。後続を1馬身ほど離してレースを牽引。単独の2番手にダイシンサンダーが続く。そのすぐ後ろ、グランデスバル、ゲシュタルト、ヒュウマらが3番手の好位につける。そこから少し離れたところにアロマカフェ、メイショウスザンナ、マイネルミラノらが陣取る。その1馬身後ろ、エックスマークとファントムライトは中団やや前。ウインドジャズは中団後方の位置。ツクバコガネオーとロサギガンティアは後方5番手に控えて他馬の様子をうかがいながらの競馬。後方5番手でジックリと折り合い重視で運ぶのはヒラボクディープとアルバタックス。後方2番手の位置で息を潜めて脚を溜めるのはサトノアラジン。少し離れた最後尾にパワースポットがいる隊列で最初のコーナーを通過。

モンゴル大統領賞、サトノアラジンが別次元の決め脚を炸裂させてライバルたちを一刀両断

先頭はフェスティヴタローでリードは1馬身。2番手にグランデスバルとダイシンサンダーが続く。その2馬身以上後ろ、ヒュウマが4番手。1馬身離れて、ゲシュタルトとマイネルミラノが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続けるフェスティヴタロー。そのまま押し切る態勢だったが、後方4番手にいた1番人気のサトノアラジンがとてつもない末脚を爆発させ前にいた11頭をごぼう抜きし、最後は後続に1馬身3/4の差をつけて勝利を挙げた。2着には、逃げ粘ったフェスティヴタローが続き、2着とハナ差の3着には、後方3番手の位置から妙々たる末脚を発揮したヒラボクディープが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたマイネルミラノが入線、さらにアタマ差の5着には、中団後方にいたロサギガンティアが食い込み、さらにそこから半馬身差の6着にはエックスマークが入った。2番人気のダイシンサンダーは2番手にいたが最後一杯になって13着に敗れた。