第50回 アルゼンチン共和国杯 (G2)

レース展開

ミッキーペトラが一団を率いる形、その少し後ろにイケドラゴンが続く

ミッキーペトラが逃げる形となり、後続との差を2馬身以上確保してレースを引っ張っていく。単独の2番手にイケドラゴンが続く。そのあと、ルルーシュが3番手の絶好位につける。その後ろ、ビートブラックは好位をキープ。先団後ろのポジションに付けたのはトウカイパラダイスとマイネルキッツ。その1馬身後ろ、マイネルマークは中団前目。ムスカテールは中団馬群のど真ん中を追走。ギュスターヴクライ、メーヴェ、フォゲッタブルらは中団後方の位置。後方5番手でじっくりと折り合いに専念するのはトウカイトリックとオウケンブルースリ。後方2番手の位置でじっと我慢して力を溜めるのはオーシャンブルー。少し離れたシンガリにアースシンボルがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アルゼンチン共和国杯、ルルーシュが強みである自在性を駆使した隙のない内容で重賞ウィナーの称号を手中に収める

先頭はミッキーペトラでリードは半馬身。2番手にルルーシュが続く。そのあと、イケドラゴン、トウカイパラダイス、マイネルキッツらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手にいた2番人気のルルーシュがグングンと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は後続に1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。2着には、中団前目の位置から逸出した伸び脚で急追したムスカテールが続き、2着と2馬身半差の3着には、中団後方の位置から力強いフットワークでゴールまで走り切ったマイネルマークが入った。そこからクビ差遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたビートブラックが入線、さらに3/4馬身差の5着には、最後方にいたオーシャンブルーが食い込んだ。1番人気のギュスターヴクライは中団後方にいたが伸びきれず6着に敗れた。