第130回 目黒記念 (G2)

レース展開

デウスウルトが隊列を引っ張る展開、2番手を進むサムソンズプライド

デウスウルトがハナを切り、後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にサムソンズプライドが続く。続いて、タマモベストプレイが3番手の絶好位につける。そのすぐ後ろ、マドリードカフェは好位を奪取。先団後ろのポジションにいるのはネオブラックダイヤ、クリールカイザー、マイネルラクリマら3頭。その1馬身後ろ、モンドインテロとマリアライトは中団前目。ヒットザターゲットとクリプトグラムは中団馬群の真ん中付近を併走。スーパームーンは中団後方の位置。2馬身以上空いて、レコンダイトは後方6番手で他馬の様子を見ながらの競馬。さらにその2馬身以上後ろ、サイモントルナーレとジャングルクルーズは後方4番手に控えて進出の機をうかがう。さらに少し離れて、後方3番手でジックリと折り合いに専念するのはタッチングスピーチ。さらに少し空いて、後方2番手の位置で力をタメるのはショウナンバッハ。少し離れた最後尾にリヤンドファミユがいる隊列で最初のコーナーを通過。

目黒記念、クリプトグラムが中団後方から良い決め脚を見せて先行各馬を一気に捉える

先頭はサムソンズプライドでリードは体半分。2番手にデウスウルトとタマモベストプレイが続く。その後ろ、ネオブラックダイヤ、モンドインテロ、クリールカイザーらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、7番手から抜け出したのは1番人気のマリアライト。そのまま押し切る態勢だったが、中団後方にいたクリプトグラムが鋭く末脚を伸ばしてマリアライトを交わすと、最後はクビ差先着してトップでゴールに入った。2着のマリアライトから3/4馬身差の3着には、中団前目の位置からゴールまでジワジワと伸びたヒットザターゲットが入った。そこからクビ差遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたレコンダイトが入線、さらにアタマ差の5着には、好位にいたモンドインテロが食い込み、さらにそこから1馬身1/4差の6着には2番人気のタッチングスピーチが入った。