第107回 京都記念 (G2)

レース展開

デスペラードが一団を牽引、その少し後ろにアンコイルドが続く

デスペラードが端に立つ恰好となり、リードを2馬身以上キープして集団を牽引。単独の2番手にアンコイルドが続く。そのあと、ジェンティルドンナが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはトレイルブレイザー、ラキシス、マイネオーチャードら3頭。コウエイオトメとトーセンラーは中団後方の位置取り。後方2番手の位置でゆったりと構えるのはヒットザターゲット、コスモロビン、トゥザグローリー。少し離れた最後方にアクションスターがいる隊列で最初のコーナーを通過。

京都記念、デスペラードが古豪の意地を見せる様な力感に満ちた走りで2つ目の重賞タイトルを手に入れる

先頭はトゥザグローリーでリードは1馬身。2番手にデスペラードとジェンティルドンナが続く。その直後、アンコイルド、ラキシス、マイネオーチャード、トーセンラーらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手にいたデスペラードが一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は懸命に食い下がる2番人気のトーセンラーを3/4馬身振り切り勝利を手中に収めた。2着のトーセンラーから1馬身1/4差の3着には、4番手の位置からゴールまでじわりじわりと伸びたアンコイルドが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、同じく好位で直線を迎えたラキシスが入線した。1番人気のジェンティルドンナは2番手にいたが失速して6着に敗れた。