第30回 エリザベス女王杯 (G1)

レース展開

オースミハルカが全馬をリードする展開、そのやや後ろに続くショウナンパントル

オースミハルカが端を取り切り、後続との差を5馬身以上確保して集団を牽引。単独の2番手にショウナンパントルが続く。そのすぐ後ろ、ウイングレットが3番手の絶好位につける。その後ろ、ライラプスとオースミコスモは好位をキープ。先団後ろのポジションにいるのはアドマイヤグルーヴとレクレドール。その1馬身後ろ、マイティーカラーとベストアルバムは中団前め。スイープトウショウ、メモリーキアヌ、ヤマニンシュクル、マイネサマンサらは中団後方の位置取り。後方7番手で腰を据えて折り合いに専念するのはエアメサイア、サミットヴィル、クロユリジョウら3頭。最後方にヤマニンアラバスタとブライアンズレターがいる隊列で最初のコーナーを通過。

エリザベス女王杯、スイープトウショウが強靭な末脚を炸裂させて中距離女王の称号を手に入れる

先頭はオースミハルカでリードは2馬身以上。単独の2番手にマイネサマンサが続く。そのあと、ウイングレットが3番手。1馬身離れて、ショウナンパントル、オースミコスモ、レクレドールらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続けるオースミハルカ。そのまま押し切る態勢だったが、中団後方にいた2番人気のスイープトウショウが別次元の末脚を爆発させてオースミハルカを差し切ると、最後は半馬身の差をつけて勝利を収めた。2着のオースミハルカから2馬身半差の3着には、中団前目の位置から力強いフットワークでゴールまで頑張ったアドマイヤグルーヴが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたヤマニンシュクルが入線、さらにクビ差の5着には、後方3番手にいた1番人気のエアメサイアが食い込み、さらにそこから1馬身半差の6着にはライラプスが入った。