第46回 エリザベス女王杯 (G1)

レース展開

シャムロックヒルが端を切る展開、僅かな差でロザムールが続く

端を奪ったのはシャムロックヒル。体半分のリードで集団を先導。2番手にロザムールが続く。2馬身以上差があって、ウインマリリンが3番手の絶好位につける。そのすぐ後ろ、レイパパレは好位に取り付く。先団後ろのポジションにいるのはアカイトリノムスメとリュヌルージュ。その2馬身以上後ろ、イズジョーノキセキとステラリアは中団前寄り。ランブリングアレーとウインキートスは中団馬群の丁度真ん中を併走。デゼルは中団後方の位置取り。テルツェットは後方6番手に待機して進出の機をうかがう。アカイイトは後方5番手に控えて進出の機を待つ。クラヴェルは後方4番手に控えて虎視眈々と機を待つ。最後方にムジカ、ソフトフルート、コトブキテティスらがいる隊列で最初のコーナーを通過。

エリザベス女王杯、アカイイトが猛烈な差し脚を繰り出して中距離女王の座に輝く

先頭はシャムロックヒルでリードは体半分。2番手にレイパパレが続く。その後ろ、ランブリングアレー、ロザムール、ウインマリリン、アカイトリノムスメらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、中団前目にいたアカイイトが自慢の末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は後続に2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。2着には、中団後方の位置から迫力のある伸びを見せたステラリアが続き、2着とクビ差の3着には、後方4番手の位置から息の長い末脚を繰り出したクラヴェルが入った。そこからクビ差遅れた4着には、同じく後方4番手で直線を迎えたソフトフルートが入線、さらにハナ差の5着には、中団前目にいたイズジョーノキセキが食い込み、1番人気に推されたレイパパレは2番手から辛抱強く脚を伸ばしたそこからクビ差の6着に敗れた。2番人気のアカイトリノムスメは好位にいたがいいところなく7着に敗れた。