第67回 安田記念 (G1)

レース展開

ロゴタイプが隊列を牽引、半馬身後ろの位置にサンライズメジャーが続く

ロゴタイプが先手を取る恰好となり、僅かなリードで一団を牽引。2番手にサンライズメジャーが続く。そのあと、ディサイファ、コンテントメント、ブラックスピネル、ヤングマンパワーらが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、イスラボニータは中団前目。トーキングドラムとクラレントは中団馬群の真ん中を併走。ステファノスは中団後方の位置取り。その後ろ、グレーターロンドン、ビューティーオンリー、ロジチャリスらが11番手。レッドファルクスとサトノアラジンは後方4番手で前の動きを静観。2馬身以上離れて、後方3番手でジックリと折り合いに専念するのはエアスピネル。最後尾にアンビシャスとロンギングダンサーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

安田記念、サトノアラジンが烈風の様な末脚を発揮して上半期マイル王の座を手にする

先頭はロゴタイプでリードは体半分。2番手にサンライズメジャーが続く。その直後、ディサイファ、コンテントメント、ブラックスピネル、ヤングマンパワーらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続けるロゴタイプ。そのまま押し切るかに思われたが、後方4番手にいたサトノアラジンが目の覚めるような末脚を炸裂させてロゴタイプを交わすと、最後はクビ差先着して1着ゴールを果たした。2着のロゴタイプからクビ差の3着には、後方5番手の位置から強靭な末脚を披露したレッドファルクスが入った。そこからクビ差遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたグレーターロンドンが入線、さらにクビ差の5着には、後方2番手にいた2番人気のエアスピネルが食い込み、さらにそこから半馬身差の6着にはビューティーオンリーが入った。1番人気のイスラボニータは中団前目にいたが見せ場なく8着に敗れた。