第2回 葵ステークス (重賞)

レース展開

ケイアイサクソニーが全馬を率いる形、半馬身差の2番手に続くホープフルサインとジャスティン

ケイアイサクソニーが端をきる恰好となり、半馬身のリードで集団を先導。2番手にホープフルサインとジャスティンが並ぶ。その2馬身以上後ろ、ディアンドルが4番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはエイティーンガール。その1馬身後ろ、ドゴール、ジャカランダシティ、アウィルアウェイらは中団前寄り。ディープダイバーとアスターペガサスは中団馬群のちょうど真ん中を併走。アズマヘリテージ、メイショウケイメイ、マリアズハートらは中団後方の位置。後方3番手で腰を据えて折り合いに専念するのはウィンターリリー。最後方にニホンピロヘンソンとタマモメイトウがいる隊列で最初のコーナーを通過。

葵S、ディアンドルが勝負根性を発揮してゴール手前の横並びの激戦を僅差で制す

先頭はケイアイサクソニーでリードは半馬身。2番手にホープフルサインが続く。その後ろ、ジャスティンが3番手。そのすぐ後ろ、ディアンドルが4番手。1馬身離れて、エイティーンガールが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、好位にいた1番人気のディアンドルが一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後はグイグイと追い迫った13番人気のアスターペガサスをアタマ差で凌ぎ切り勝利を決めた。2着のアスターペガサスから1馬身1/4差の3着には、中団前目の位置から力強い脚捌きでゴールまで頑張った2番人気のアウィルアウェイが入った。そこから半馬身遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたディープダイバーが入線、さらにクビ差の5着には、逃げ粘ったケイアイサクソニーが食い込んだ。