第15回 ニュージーランドトロフィー4歳ステークス (G2)

レース展開

アサカホマレが隊列を引き連れる展開、2番手を追走するオープニングテーマ

アサカホマレが単騎で逃げる恰好となり、リードを1馬身ほど保って一団を引っ張っていく。単独の2番手にオープニングテーマが続く。その後ろ、ヒコーキグモ、ハセノガルチ、スーパーナカヤマ、マイネルエアメール、ブレーブテンダーらが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、メイショウモトナリ、ペイストリーシェフ、グレートサクセスらは中団前寄り。パーソナリティワンとワシントンカラーは中団後方の位置。ヒシナイルとスルーオグリーンは後方5番手で他馬の様子をうかがいながらの競馬。後方5番手で折り合いに専念するのはシーキングザパールとホッコービューティ。どん尻にグリーンプランとオースミジェットがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ニュージーランドトロフィー4歳S、シーキングザパールが異次元の決め脚を爆発させて他馬を黙らせる

先頭はアサカホマレでリードは1馬身。2番手にオープニングテーマとマイネルエアメールが続く。そのすぐ後ろ、ヒコーキグモ、ハセノガルチ、スーパーナカヤマ、ブレーブテンダーらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、4番手から抜け出したのはブレーブテンダー。そのまま押し切る態勢だったが、最後方にいた1番人気のシーキングザパールが凄まじい末脚を弾けさせ前にいた16頭をごぼう抜きし、最後は後続に1馬身半の差をつけて勝利を収めた。2着には、4番手の位置から持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたブレーブテンダーが続き、2着と1馬身半差の3着には、中団後方の位置から力感溢れるフットワークでゴールまで走り切った15番人気のパーソナリティワンが入った。そこからハナ差遅れた4着には、後方3番手で直線を迎えたグリーンプランが入線、さらにクビ差の5着には、好位にいたスーパーナカヤマが食い込み、さらにそこからクビ差の6着にはオープニングテーマが入った。2番人気のワシントンカラーは中団後方にいたが伸びきれず9着に敗れた。