’10アデレードシティカップ

レース展開

チヨノドラゴンが全馬をリードする展開、そのあとを追走するキョウエイトリガー

ハナを奪ったのはチヨノドラゴン。リードを1馬身ほど保ってレースを進める。単独の2番手にキョウエイトリガーが続く。その後ろ、キープザチェンジが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはヒロアンジェロとトカチヒビキ。その1馬身後ろ、ウグイスジョウは中団前め。ペルルノワールは中団馬群の真ん中あたりを追走。タカヒロチャームは中団後方の位置。その直後、ツルノゴゼンが9番手。そのあと、ハチマンダイボサツが10番手。アクセルファイヤーは後方5番手に待機して機をうかがう。オークヒルズは後方4番手に控えて前方各馬をうかがいながらの競馬。後方3番手でじっくりと折り合い重視で運ぶのはクリムゾンクエスト。後方2番手の位置でじっと我慢して力をタメるのはフサイチミライ。どん尻にシスターエレキングがいる隊列で最初のコーナーを通過。

’10アデレードシティC、チヨノドラゴンが古豪の地力を顕示する様な迫力十分の走りで勝利数を18に伸ばす

先頭はチヨノドラゴンでリードは1馬身。単独の2番手にキョウエイトリガーが続く。その後ろ、ヒロアンジェロが3番手。そのあと、ペルルノワールが4番手。1馬身離れて、キープザチェンジが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、尚も先頭を突き進むチヨノドラゴン。そのままチヨノドラゴンが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に2馬身の差をつけて勝利を物にした。2着には、中団前目の位置から持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたツルノゴゼンが続き、2着とクビ差の3着には、3番手の位置から天稟の闘志でゴールまで力走したヒロアンジェロが入った。そこから半馬身遅れた4着には、最後方で直線を迎えた12番人気のシスターエレキングが入線、さらに1馬身差の5着には、後方5番手にいた2番人気のフサイチミライが食い込んだ。1番人気のオークヒルズは9番手にいたがあとひと押しが利かず6着に敗れた。