第49回 CBC賞 (G3)

レース展開

ハクサンムーンが隊列を引っ張る展開、2番手を追走するエーシンダックマン

ハナを切ったのはハクサンムーン。後続との差を1馬身ほど確保して一団を引っ張っていく。単独の2番手にエーシンダックマンが続く。少し空いて、ボストンエンペラーとマジンプロスパーが3番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはバーバラ、ザッハトルテ、アイラブリリら3頭。少し間隔を置いて、ダイシンプランとキョウワマグナムは中団後方の位置。サドンストームとヤマカツハクリュウは後方4番手に待機して機をうかがう。後方3番手で腰を落ち着けて折り合いをつけるのはヘニーハウンド。どん尻にウインドジャズとザラストロがいる隊列で最初のコーナーを通過。

CBC賞、マジンプロスパーが古馬の貫禄を見せる様な力走で連覇達成

先頭はハクサンムーンでリードは1馬身。単独の2番手にエーシンダックマンが続く。2馬身以上離れて、バーバラとマジンプロスパーが3番手。1馬身離れて、ボストンエンペラーとアイラブリリが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続ける2番人気のハクサンムーン。そのまま押し切る態勢だったが、好位にいた1番人気のマジンプロスパーがきちんと終いの脚を伸ばしてハクサンムーンを交わすと、最後はクビ差先着して勝利した。2着のハクサンムーンから2馬身半差の3着には、後方3番手の位置から切れ味鋭い末脚を披露したサドンストームが入った。そこから1馬身1/4遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたザッハトルテが入線、さらにクビ差の5着には、好位にいたバーバラが食い込んだ。