第14回 セントウルステークス (G3)

レース展開

テネシーガールがハナに立つ展開、僅かな差でジョーディシラオキとロードアヘッドが続く

テネシーガールがハナを取り切り、僅かなリードで集団を先導。2番手にジョーディシラオキとロードアヘッドが並ぶ。そのすぐ後ろ、ダイタクヤマトとヤスノインディアンが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、スギノハヤカゼとワシントンカラーは中団やや前。マイネルラヴとブレイクタイムは中団馬群のちょうど真ん中を併走。ニシオセーラムとブラックホークは中団後方の位置取り。コンメンダトーレは後方5番手に控えて前方各馬を見ながらの競馬。後方5番手でジックリと折り合い重視で運ぶのはビハインドザマスクとサンライズアトラス。最後方にサイキョウサンデーとゲイリーイグリットがいる隊列で最初のコーナーを通過。

セントウルS、ビハインドザマスクが疾風の様な豪脚を披露して前方の馬達を一気に追い抜く

先頭はテネシーガールでリードは半馬身。2番手にジョーディシラオキとロードアヘッドが続く。そのあと、スギノハヤカゼ、ワシントンカラー、ダイタクヤマトらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、10番手から抜け出したのは1番人気のブラックホーク。そのまま押し切る態勢だったが、後方2番手にいた2番人気のビハインドザマスクが驚異的な末脚を弾けさせてブラックホークを交わすと、最後はクビ差先着してトップでゴールを走り抜けた。2着のブラックホークから半馬身差の3着には、4番手の位置からじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したスギノハヤカゼが入った。そこから半馬身遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたマイネルラヴが入線、さらにクビ差の5着には、中団にいたニシオセーラムが食い込んだ。