第27回 中日新聞杯 (G3)

レース展開

インタースナイパーが集団を引き連れる形、直後の位置にニチドウサンダーが続く

インタースナイパーが先手を奪う恰好となり、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にニチドウサンダーが続く。2馬身以上離れて、ショウリテンユウとカミノクレッセが3番手の好位につける。さらに少し空いて、タニノファスト、ラケットボール、スノージェットらは中団前寄り。メイショウコテング、シリウスラガー、マルシゲアトラスらは中団後方の位置。後方2番手の位置でひっそりと力をタメるのはニシヤマショウとリアルフォンテン。少し離れたどん尻にトシグリーンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

中日新聞杯、ショウリテンユウがベテラン馬の矜持を顕示する様な躍動感のある走りで念願の重賞初制覇

先頭はインタースナイパーでリードは体半分。2番手にニチドウサンダーとショウリテンユウが続く。そのあと、カミノクレッセ、メイショウコテング、スノージェットらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手にいた1番人気のショウリテンユウが次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は後続に4馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。2着には、2番手の位置からひと際目立つ伸びを見せたニチドウサンダーが続き、2着と1馬身半差の3着には、4番手の位置からパワフルな末脚を繰り出したメイショウコテングが入った。そこから半馬身遅れた4着には、同じく好位で直線を迎えたカミノクレッセが入線した。