ショウリテンユウ（1984年生、母ダンシングハヤテ）
Shori Tenyu
1984.06.20
ショウリテンユウ（1984年6月20日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のインターグシケン（当時9歳）と交配したダンシングハヤテが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）庄野牧場。戦績は、中央平地28戦8勝2着3回、地方37戦11勝2着11回。1991年の中日新聞杯(G3)に勝利した他、1990年の阪神大賞典(G2)で3着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
国光徹厩舎（名古屋）へ入厩。
2歳（1986年）
11月4日、デビュー戦は宮本仁騎手を鞍上に据えて、馬体重は456kg。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったドクターサイアンから1馬身半差の2着に敗北した。
11月16日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（名古屋ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮本仁騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったキングボーイから1馬身半差の2着に敗北した。
3歳（1987年）
4月22日、約5か月の休み明けで迎えた3戦目は、4歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮本仁騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のリユウバツカスに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。
5月5日、中1週で迎えた4戦目は、4歳（中京(地)ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮本仁騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のヨーシヨービツクに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
5月25日、中2週で迎えた5戦目は、4歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で宮本仁騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったドクターサイアンからクビ差の2着に甘んじた。
6月7日、中1週で迎えた6戦目は、鞍上は6戦連続で宮本仁騎手（5戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のドクターサイアンをクビ差制して1着ゴールを果たした。
6月30日、中2週で迎えた7戦目は、鞍上は7戦連続で宮本仁騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のミカノアーチに1馬身半の差をつけて4勝目を手にした。
7月21日、中2週で迎えた8戦目は、C2（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で宮本仁騎手（7戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のケイイチバンをアタマ差制して先頭ゴールを果たした。
9月6日、中6週で迎えた9戦目は、C2（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で宮本仁騎手（8戦5勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったワイドオーカンから3/4馬身差の2着となった。
9月23日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の秋の鞍（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で宮本仁騎手（9戦5勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったフエートキングから5馬身差の2着となった。
10月19日、中3週で迎えた11戦目は、C1（中京(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で宮本仁騎手（10戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったテンリキャプテンからアタマ差の2着に甘んじた。
10月31日、中1週で迎えた12戦目は、C1（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で宮本仁騎手（11戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月16日、中1週で迎えた13戦目は、C1（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で宮本仁騎手（12戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のランドグレースをクビ差制して6勝目を収める
11月26日、中0週で迎えた14戦目は、さざんか特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で宮本仁騎手（13戦6勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
12月21日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、すずかけ特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で宮本仁騎手（14戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。
4歳（1988年）
1月2日、中1週で迎えた16戦目は、ニューイヤー特別（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で宮本仁騎手（15戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月19日、約6か月半の休養明けで迎えた17戦目は、C1ニ（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で宮本仁騎手（16戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったボールドノボルから1馬身差の2着に敗北した。
8月2日、中1週で迎えた18戦目は、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で宮本仁騎手（17戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。
8月25日、中2週で迎えた19戦目は、C1ニ（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で宮本仁騎手（18戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったインザムードケンジから2馬身差の2着に敗北した。
9月6日、中1週で迎えた20戦目は、C1ハ（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は20戦連続で宮本仁騎手（19戦6勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイワカチドキから3馬身差の2着に敗北した。
9月26日、中2週で迎えた21戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は21戦連続で宮本仁騎手（20戦6勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のミョウジンハヤテをクビ差制して7勝目を掴み取った。
10月9日、中1週で迎えた22戦目は、いちょう特別（中京(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で宮本仁騎手（21戦7勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月16日、連闘で迎えた23戦目は、こがね特別（中京(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で宮本仁騎手（22戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
11月1日、中1週で迎えた24戦目は、B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は24戦連続で宮本仁騎手（23戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のマリンエースに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
11月14日、中1週で迎えた25戦目は、B2イ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は25戦連続で宮本仁騎手（24戦8勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。
11月25日、中1週で迎えた26戦目は、晩秋特別（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は26戦連続で宮本仁騎手（25戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のサンチエルノに半馬身の差をつけて9勝目を獲得した。
12月12日、中1週で迎えた27戦目は、初冬特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は27戦連続で宮本仁騎手（26戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のサンリトルに3/4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
12月25日、中1週で迎えた28戦目は、クリスマス特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は28戦連続で宮本仁騎手（27戦10勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったフエアビートからクビ差の2着に惜敗した。
5歳（1989年）
1月6日、中1週で迎えた29戦目は、迎春特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は29戦連続で宮本仁騎手（28戦10勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に終わった。
3月20日、中9週で迎えた30戦目は、彼岸特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は30戦連続で宮本仁騎手（29戦10勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアンダウンテツドから3馬身差の2着となった。
4月13日、中2週で迎えた31戦目は、A12 B1（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は31戦連続で宮本仁騎手（30戦10勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のドクターイーグルをハナ差制して勝利数を11に伸ばす
5月3日、中2週で迎えた32戦目は、青葉賞（中京(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は32戦連続で宮本仁騎手（31戦11勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月8日、中4週で迎えた33戦目は、内沢信昭騎手を鞍上に迎えて、東海キング（名古屋ダート1900m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。
6月22日、中1週で迎えた34戦目は、A12（名古屋ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は宮本仁騎手（32戦11勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。
7月4日、中1週で迎えた35戦目は、酒井作男騎手を鞍上に迎えて、ルビー特別（名古屋ダート1800m 晴/重）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。
7月19日、中1週で迎えた36戦目は、天の川特別（名古屋ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮本仁騎手（33戦11勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。
8月2日、中1週で迎えた37戦目は、サマーハンデ（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮本仁騎手（34戦11勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。
9月17日、中6週で迎えた38戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のカミナリモンをアタマ差振り切って先頭ゴールを果たした。
10月7日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた39戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のように疾駆したが、勝ったメイショウシーマーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。
10月21日、中1週で迎えた40戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田島信行騎手（2戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。
11月12日、中2週で迎えた41戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の御陵特別（京都ダート1800m 曇/良）に出走。15頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。
11月19日、連闘で迎えた42戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は田島信行騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったマルトラックを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。
12月2日、中1週で迎えた43戦目は、増沢末夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の’89ゴールデン ブーツ トロフィー（阪神芝2500m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では物凄い伸び脚を見せたが、メジロマーシャスに交わされて1馬身3/4差の2着となった。
6歳（1990年）
1月6日、中4週で迎えた44戦目は、西浦勝一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の睦月賞（京都芝2400m 外回り 曇/良）に出走。15頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて、最後は2着のグッドタイミングをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。
2月3日、中3週で迎えた45戦目は、ハンデ戦の松籟ステークス（阪神芝2500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西浦勝一騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のグッドタイミングに2馬身の差をつけて勝利数を14に伸ばす
2月18日、中1週で迎えた46戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、ハンデG2の京都記念（阪神芝2500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。
3月11日、中2週で迎えた47戦目は、G2の阪神大賞典（阪神芝3000m 曇/良）に出走。鞍上は西浦勝一騎手（2戦2勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず3着に終わった。
4月7日、中3週で迎えた48戦目は、ハンデ戦でオープンの大阪城ステークス（阪神芝2500m 雨/稍重）に出走。鞍上は南井克巳騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では異次元の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のマルカロッキーに4馬身の差をつけて勝利数を15に伸ばす
4月29日、中2週で迎えた49戦目は、G1の天皇賞（春）（京都芝3200m 外回り 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は西浦勝一騎手（3戦2勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。
5月27日、中3週で迎えた50戦目は、エメラルドステークス（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西浦勝一騎手（4戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアテンションリバーに1馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。
6月10日、中1週で迎えた51戦目は、G1の宝塚記念（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西浦勝一騎手（5戦3勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。
10月20日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた52戦目は、カシオペアステークス（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西浦勝一騎手（6戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のショウモンライフクに5馬身の差をつけて久方ぶりの実戦を物にした。
11月4日、中1週で迎えた53戦目は、ハンデ戦でオープンのドンカスターステークス（京都芝2400m 外回り 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で西浦勝一騎手（7戦4勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり3着に敗れた。
11月25日、中2週で迎えた54戦目は、トパーズステークス（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で西浦勝一騎手（8戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露したが、3着に終わった。
12月8日、中1週で迎えた55戦目は、ハンデG3のステイヤーズステークス（中山芝3600m 内2周 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は7戦連続で西浦勝一騎手（9戦4勝）。15頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に敗れた。
7歳（1991年）
1月27日、中6週で迎えた56戦目は、関門橋ステークス（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で西浦勝一騎手（10戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコスモローマンに8馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
2月17日、中2週で迎えた57戦目は、ハンデG3の小倉大賞典（小倉芝1800m 曇/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は9戦連続で西浦勝一騎手（11戦5勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出したが、4着に終わった。
3月3日、中1週で迎えた58戦目は、G3の中日新聞杯（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で西浦勝一騎手（12戦5勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のニチドウサンダーに4馬身の差をつけて念願の重賞初制覇を果たした。
4月6日、中4週で迎えた59戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの大阪城ステークス（京都芝2400m 外回り 雨/良）に59.5kgの斤量を背負って出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。
4月28日、中2週で迎えた60戦目は、G1の天皇賞（春）（京都芝3200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は西浦勝一騎手（13戦6勝）。18頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。
5月26日、中3週で迎えた61戦目は、エメラルドステークス（京都芝2400m 外回り 晴/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で西浦勝一騎手（14戦6勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。
6月9日、中1週で迎えた62戦目は、G1の宝塚記念（京都芝2200m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で西浦勝一騎手（15戦6勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい8着に終わった。
7月7日、中3週で迎えた63戦目は、G2の高松宮杯（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で西浦勝一騎手（16戦6勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。
8月4日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた64戦目は、G3の北九州記念（小倉芝1800m 曇/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で西浦勝一騎手（17戦6勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。
10月27日、約3か月の間隔を開けて迎えた65戦目は、G1の天皇賞（秋）（東京芝2000m 小雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で西浦勝一騎手（18戦6勝）。18頭立ての17番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。