第104回 天皇賞（秋） (G1)

レース展開

プレクラスニーがハナに立つ形、僅かな差でホワイトストーンが続く

プレクラスニーが端を奪う形となり、僅かなリードで集団を引っ張っていく。2番手にホワイトストーンが続く。その少し後ろ、メジロマックイーンが3番手の絶好位につける。その後ろ、カミノクレッセとカリブソングは好位をキープ。先団後ろのポジションにいるのはメイショウビトリアとヌエボトウショウ。その1馬身後ろ、ミスタートウジン、ショウリテンユウ、ミスターシクレノンらは中団前寄り。少し間隔を置いて、ホワイトアローは中団馬群のど真ん中を追走。リストレーションとメジロマーシャスは中団後方の位置。ナイスナイスナイスは後方5番手で虎視眈々と機をうかがう。ムービースターは後方4番手に控えて機を待つ。後方3番手で腰を据えて折り合いをつけるのはフェイムオブラス。後方2番手の位置でじっと我慢して力をタメるのはモガミチャンピオン。最後尾にプレジデントシチーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

天皇賞（秋）、プレクラスニーが繰り上がりで優勝

先頭はプレクラスニーでリードは1馬身。2番手にホワイトストーンとメジロマックイーンが続く。2馬身以上空いて、カミノクレッセとカリブソングが4番手。1馬身離れて、ヌエボトウショウが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続けるプレクラスニー。そのまま押し切る態勢だったが、2番手にいた1番人気のメジロマックイーンが次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は後続に6馬身の差をつけて1位に入線した。2位には、逃げ粘ったプレクラスニーが続き、2位入線馬から3/4馬身差の3位には、4番手の位置からゴールまでじわりじわりと伸びたカリブソングが入った。そこからハナ差遅れた4位には、同じく好位で直線を迎えたカミノクレッセが入線、さらに半馬身差の5位には、後方4番手にいたリストレーションが食い込み、さらにそこから半馬身差の6位にはヌエボトウショウが入った。2番人気のホワイトストーンは2番手にいたが最後一杯になって8着に敗れた。