ノベンバースター賞

レース展開

ブースターが後続を引っ張る展開、その直後を進むファージンゲール

前に出たのはブースター。後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にファージンゲールが続く。その後ろ、アイメイドイットが3番手の絶好位につける。そのあと、タイセイチーフは好位に取り付く。先団後ろのポジションに付けたのはドリームポリーニ。その1馬身後ろ、ヒロノブシドウは中団前寄り。ベルポートは中団馬群の真ん中を追走。ペイシャリルは中団後方の位置。続いて、ショウナンアンビルが9番手。アイリッシュビートは後方5番手に待機して虎視眈々と機をうかがう。ヤマニンウリエルは後方4番手に控えて機を待つ。後方3番手で折り合いに専念するのはラプターゲイル。後方2番手の位置で息を潜めて末脚を温存するのはゴールドディザイア。シンガリにウイントリニティーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ノベンバースター賞、ドリームポリーニが古馬の底力を見せる様な堂々とした走りで勝利数を17に伸ばす

先頭はブースターでリードは1馬身。単独の2番手にファージンゲールが続く。そのあと、ドリームポリーニが3番手。その後ろ、ペイシャリルが4番手。1馬身離れて、ラプターゲイルとアイメイドイットが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続けるブースター。そのまま押し切る態勢だったが、絶好位にいた1番人気のドリームポリーニが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に2馬身の差をつけて勝利を収めた。2着には、逃げ粘ったブースターが続き、2着と1馬身差の3着には、2番手の位置から非凡な末脚を繰り出したファージンゲールが入った。そこから3馬身遅れた4着には、好位で直線を迎えたペイシャリルが入線、さらに2馬身半差の5着には、先行勢の後ろにいた13番人気のラプターゲイルが食い込んだ。2番人気のタイセイチーフは中団後方にいたが末脚不発で7着に敗れた。