第139回 目黒記念 (G2)

レース展開

マイネルカンパーナが先陣を切る展開、その半馬身後ろに続くホーエリート

マイネルカンパーナが端を奪う形となり、体半分のリードで一団を先導。2番手にホーエリートが続く。そのすぐ後ろ、マイネルクリソーラとニシノレヴナントが3番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはアドマイヤテラとマイネルウィルトス。その1馬身後ろ、マテンロウレオ、スティンガーグラス、メイショウブレゲらは中団前め。シルブロンとマキシは中団馬群の真ん中付近を併走。ミクソロジー、ダンディズム、ハヤヤッコらは中団後方の位置取り。後方5番手で腰を据えて折り合いをつけるのはサンライズソレイユとディープモンスター。後方2番手の位置で悠然と構えるのはヴェルミセル。殿にアスターブジエがいる隊列で最初のコーナーを通過。

目黒記念、アドマイヤテラが長所である先行力を活かした正攻法の競馬で初の重賞タイトルを手中に収める

先頭はシルブロンでリードは半馬身。2番手にホーエリートとニシノレヴナントが続く。その後ろ、マイネルカンパーナ、アドマイヤテラ、マイネルウィルトス、メイショウブレゲらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手から抜け出したのはホーエリート。そのまま押し切るかに見えたが、好位にいた1番人気のアドマイヤテラが猛烈な末脚を爆発させてホーエリートを交わすと、最後はクビ差先着して勝利を掴んだ。2着のホーエリートから3馬身差の3着には、中団の位置から力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったマイネルクリソーラが入った。そこからハナ差遅れた4着には、後方2番手で直線を迎えたディープモンスターが入線、さらにアタマ差の5着には、途中から先頭に立ったシルブロンが食い込み、さらにそこから半馬身差の6着にはヴェルミセルが入った。2番人気のスティンガーグラスは中団にいたがいいところなく11着に敗れた。