ブラジルカップ

レース展開

ウエスタンウッズが後続を引っ張る展開、その直後を進むモエレアドミラル

端を奪ったのはウエスタンウッズ。後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。単独の2番手にモエレアドミラルが続く。その直後、マイフラッグ、マルターズマッシブ、フレンチビキニらが3番手の好位につける。少し間隔を置いて、ワンダフルドーラとミネルバサウンドは中団前寄り。エアアドニスとオヤマハリケーンは中団馬群の真ん中付近を併走。アルバレストとスウォードキャットは中団後方の位置。バトルハートオーは後方5番手で前方各馬の出方をうかがう。セトノシェーバーは後方4番手に待機して前の動きを静観。後方3番手で折り合い重視で運ぶのはマンジュデンコウベ。どん尻にアイアムアドーターとアンジェロファニーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ブラジルC、エアアドニスが中団前目から一際際立つ決め脚を披露して前方の馬達を一気にねじ伏せる

先頭はウエスタンウッズでリードは1馬身。単独の2番手にモエレアドミラルが続く。その直後、マイフラッグ、マルターズマッシブ、フレンチビキニらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、中団前目にいた1番人気のエアアドニスが強烈な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は後続に2馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。2着には、中団後方の位置から迫力満点の伸び脚で驀進したアルバレストが続き、2着と1馬身半差の3着には、後方5番手の位置から息の長い末脚を発揮した15番人気のバトルハートオーが入った。そこからクビ差遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたオヤマハリケーンが入線、さらにハナ差の5着には、逃げ粘ったウエスタンウッズが食い込んだ。2番人気のミネルバサウンドは中団後方にいたが最後一杯になって14着に敗れた。