オクトーバーステークス

レース展開

ガールスカウトが馬群を率いる形、直後の2番手にピュアハートが取り付く

ガールスカウトが先頭に立つ形となり、リードを1馬身ほど保って一団を牽引。単独の2番手にピュアハートが続く。そのあと、スカーレットメールとセリサイトダンディが3番手の好位につける。先団後ろのポジションにいるのはタイキエルドラド。その1馬身後ろ、カルカネットは中団前目。マイネルマジェスタとダイナミックバードは中団馬群の真ん中付近を併走。ユーワケリガンは中団後方の位置。アイズオブユーは後方5番手に控えて他馬の出方をうかがう。ビゼンスバルは後方4番手に待機して前方各馬の動きを静観。後方2番手の位置でひっそりと力を温存するのはメジロブロスとリキサンフラッシュ。しんがりにハヤテバラモンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

オクトーバーS、タイキエルドラドが武器である自在性を駆使したロスの少ない内容でファンの高評価に応える

先頭はガールスカウトでリードは半馬身。2番手にスカーレットメールが続く。そのあと、ピュアハートが3番手。その直後、セリサイトダンディが4番手。1馬身離れて、タイキエルドラドが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、3番手から抜け出したのはピュアハート。そのまま押し切るかに思われたが、先行勢の後ろにいた1番人気のタイキエルドラドが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身の差をつけて勝利を決めた。2着には、3番手の位置から印象的な伸び脚で驀進したピュアハートが続き、2着と4馬身差の3着には、4番手の位置からジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したセリサイトダンディが入った。そこからクビ差遅れた4着には、最後方で直線を迎えたアイズオブユーが入線、さらにクビ差の5着には、中団後方にいたマイネルマジェスタが食い込んだ。2番人気のスカーレットメールは2番手にいたが最後一杯になって6着に敗れた。