’07ゴールドジュニアー

レース展開

ニックバニヤンがハナを切る展開、そのすぐ後ろを追走するスパロービートとトートダイスケ

ニックバニヤンが先手を取り、後続を1馬身ほど離してレースを引っ張っていく。2番手にスパロービートとトートダイスケが並ぶ。続いて、マルダイビレーが4番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはパワフルダンディーとミッシェルラブ。その1馬身後ろ、サワセンドリームは中団前寄り。ロイヤルハリマオーは中団馬群の真ん中付近を追走。フォレストダイヤは中団後方の位置。その直後、ガンバルヘクターが10番手。ウィンガールハートは後方5番手に待機して前方各馬をうかがいながらの競馬。アオイケンシンは後方4番手に待機して前方各馬の出方をうかがう。後方3番手で折り合い重視で運ぶのはミウラトワイニング。後方2番手の位置で脚を溜めるのはミハタマイオアシス。殿にフジキリアルがいる隊列で最初のコーナーを通過。

’07ゴールドジュニアー、ニックバニヤンが天与のスピードで逃げを打って、そのまま直線でも脚勢を持続して先頭でゴールへと飛び込む

先頭はニックバニヤンでリードは1馬身。単独の2番手にトートダイスケが続く。その後ろ、パワフルダンディー、スパロービート、ミッシェルラブ、マルダイビレーらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、先頭をひた走る1番人気のニックバニヤン。そのままニックバニヤンが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は凄まじい脚色で追い迫った2番人気のミハタマイオアシスを半馬身退けて勝利を収めた。2着のミハタマイオアシスから1馬身3/4差の3着には、3番手の位置からゴールまでジンワリと伸びたミッシェルラブが入った。そこからクビ差遅れた4着には、同じく好位で直線を迎えたパワフルダンディーが入線、さらに3馬身差の5着には、中団後方にいたアオイケンシンが食い込んだ。