第159回 天皇賞（春） (G1)

レース展開

ヴォージュが集団を先導、2番手の位置にロードヴァンドールが取り付く

ヴォージュが先手を取り、後続との差を1馬身ほど保ってレースを牽引。単独の2番手にロードヴァンドールが続く。そのあと、メイショウテッコンが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはカフジプリンス。その1馬身後ろ、チェスナットコートは中団やや前。パフォーマプロミスは中団馬群のど真ん中を追走。フィエールマンは中団後方の位置。その後ろ、クリンチャーが8番手。そのすぐ後ろ、グローリーヴェイズが9番手。リッジマンは後方4番手に待機して前の動きを静観。後方3番手でじっくりと折り合い重視で運ぶのはユーキャンスマイル。少し離れて、後方2番手の位置でひっそりと力をタメるのはケントオー。少し離れたどん尻にエタリオウがいる隊列で最初のコーナーを通過。

天皇賞（春）、フィエールマンが鮮やかなマクリを打って最強ステイヤーの称号を掴み取る

先頭はフィエールマンでリードは1馬身。2番手にメイショウテッコン、カフジプリンス、グローリーヴェイズらが続く。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭を走る1番人気のフィエールマン。そのままフィエールマンが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は段々と追い迫ったグローリーヴェイズをクビ差で封じて勝利を物にした。2着のグローリーヴェイズから6馬身差の3着には、中団前目の位置からゴールまでジワジワと伸びたパフォーマプロミスが入った。そこからクビ差遅れた4着には、同じく中団前目で直線を迎えた2番人気のエタリオウが入線した。